OFXは、まとまった金額を海外へ送るときにWiseと比較したい国際送金サービスです。2026年の第三者比較では、1万〜5万ドル(約159万〜793万円)でOFXが有利になったケースがある一方、10万ポンド(約2,093万円)・10万ユーロ(約1,777万円)でもWiseが有利だったケースがあります。
先に結論:160万円以上ならOFXとWiseを相見積もり
| 送金額の目安 | 今回の比較から分かること | おすすめ |
|---|---|---|
| 〜約80万円 | 今回の比較ではWiseが有利なケースが多い | Wiseをまず確認 |
| 約80万〜160万円 | 結果が分かれ始める | 両方を確認 |
| 約160万円〜 | OFXが有利になる実測例が出てくる | WiseとOFXを相見積もり |
| 約400万〜800万円 | OFXが明確に有利になった検証あり | OFXも必ず確認 |
| 1,000万円超 | それでもOFXが必ず有利とは限らない | 実レートで判断 |
ポイント:OFXが有利になる固定ラインはありません。ただ、今回の検証からは1万ドル相当(約159万円)前後からOFXの実レートを確認する価値が大きくなると考えられます。
※円換算は2026年10月10日時点の概算です。1 USD ≒ 158.5円、1 GBP ≒ 209.3円、1 EUR ≒ 177.7円として計算しています。
OFXとは?Wiseとの違い
OFXは、銀行口座から資金を受け取り、通貨を交換して海外の銀行口座へ送る国際送金サービスです。50以上の通貨を扱い、170か国以上への送金に対応しています。
Wiseとの大きな違いは料金の見え方です。Wiseはミッドマーケットレートを使い、手数料を別に表示します。一方、OFXは送金手数料を0とするルートが多く、Customer Rateに為替マージンを含める仕組みです。
そのため、OFXとWiseは「手数料」だけでは比較できません。同じ金額を同じタイミングで入力し、最終受取額が多い方を選ぶのが基本です。
OFXとWise、どちらが有利?実測データで比較
GBP→USD:10万ポンド(約2,093万円)でもWiseが有利
MoneyTransfers.comが2026年9月26日に取得したライブ比較では、GBP→USDで次の結果でした。
| 送金額 | Wise受取額 | OFX受取額 | どちらが有利? |
|---|---|---|---|
| £1,000 (約21万円) |
$1,315.67 | $1,313.19 | Wise +$2.48 |
| £10,000 (約209万円) |
$13,196.65 | $13,184.25 | Wise +$12.40 |
| £100,000 (約2,093万円) |
$132,085.25 | $131,842.48 | Wise +$242.77(約3.8万円) |
10万ポンドでも、この比較ではWiseが242.77ドル有利でした。OFXの送金手数料は£0でしたが、為替レート差を含めるとWiseの受取額が上回っています。
参考:MoneyTransfers.com「OFX vs Wise」
EUR→USD:10万ユーロ(約1,777万円)でもWiseが有利
| 送金額 | Wise受取額 | OFX受取額 | どちらが有利? |
|---|---|---|---|
| €10,000 (約178万円) |
$11,336.47 | $11,333.73 | Wise +$2.74 |
| €100,000 (約1,777万円) |
$113,468.42 | $113,337.27 | Wise +$131.15(約2.1万円) |
ここでも約1,777万円を送っているのに、Wiseが131.15ドル有利です。「送金額が大きければ自動的にOFXが有利」とは言えません。
USD→GBP:1万ドル(約159万円)からOFXが有利になった検証
一方、MoneyTransferReviews.comの2026年3月のUSD→GBP比較では、1万ドル付近からOFXが有利になっています。
| 送金額 | Wise総コスト | OFX総コスト | どちらが有利? |
|---|---|---|---|
| $5,000 (約79万円) |
$24.50 | $27.50 | Wise $3差 |
| $10,000 (約159万円) |
$48.00 | $45.00 | OFX $3差 |
| $25,000 (約396万円) |
$117.50 | $87.50 | OFX $30(約4,800円)差 |
| $50,000 (約793万円) |
$230.00 | $150.00 | OFX $80(約1.3万円)差 |
この検証では、$10,000(約159万円)でOFXが有利に転じ、$25,000〜$50,000(約396万〜793万円)で差が広がりました。
参考:MoneyTransferReviews.com「OFX vs Wise 2026」
別の検証でも5万ドル(約793万円)はOFXが有利
SendMoneyCompareの2026年比較でも、USD→GBPでは金額が大きくなるほどOFXが有利になる結果が出ています。
| 送金額 | OFX推定総コスト | Wise推定総コスト | どちらが有利? |
|---|---|---|---|
| $5,000 (約79万円) |
約$35 | 約$40 | OFX 約$5差 |
| $10,000 (約159万円) |
約$50 | 約$75 | OFX 約$25(約4,000円)差 |
| $50,000 (約793万円) |
約$150 | 約$350 | OFX 約$200(約3.2万円)差 |
参考:SendMoneyCompare「OFX Review 2026」
結論:1万ドル(約159万円)前後からOFXが有利になる実例が出てきますが、金額が増えれば必ずOFXが有利になるわけではありません。160万円前後からOFXも見積もり、最終受取額で決めるのが実用的です。
いくらからOFXを比較すべき?
今回確認した2026年の比較データから、本サイトでは次を目安にします。
| 送金額 | 考え方 |
|---|---|
| 〜約80万円 | Wiseが有利なケースが多い |
| 約80万〜160万円 | 結果が分かれ始めるのでOFXも確認 |
| 約160万円〜 | WiseとOFXを相見積もり |
| 約400万〜800万円 | OFXが有利になった実測が複数あるため、必ず比較 |
| 1,000万円超 | それでもWiseが有利なケースがあるため、実レートで判断 |
なぜOFXとWiseの結果は変わる?
OFX公式によると、Customer Rateは市場レート、送金額、送金頻度、通貨などをもとに決まります。そのため、公開ページの参考レートだけでは、自分が実際に使えるレートは分かりません。
一方、Wiseにも一定額を超えた送金にボリュームディスカウントがあります。つまり、OFXもWiseも送金額によって条件が変わるため、固定の「逆転ライン」は作れません。
参考:OFX公式:Customer Rateについて / Wise公式:大口送金の料金
OFXは無料アカウントを作って実レートを見る
OFXを比較するときに重要なのは、自分のアカウントに表示されるCustomer Rateです。
160万円以上を送るなら、この順番で比較
- OFXの無料アカウントを作る
- 送りたい金額・通貨を入力してCustomer Rateを見る
- 同じタイミングでWiseにも同額を入力する
- 最終受取額が多い方を選ぶ
特に400万〜800万円規模では、今回の比較でもOFXが数千円〜数万円有利になったケースがあります。数分で相見積もりできるなら、両方確認する価値は十分あります。
OFXが向いているのはこんな送金
- 160万円以上を海外の自分名義口座へ移す
- 400万〜800万円前後の移住資金を送る
- 海外大学の学費として数百万円を払う
- 海外不動産の頭金・購入資金として数百万円〜数千万円を送る
- 帰国時に海外の貯蓄をまとめて日本へ戻す
数万円〜数十万円の送金ならWiseやRemitlyの方がシンプルです。OFXは、送金額が大きくなり、レート差が数千円〜数万円に広がり得る場面で比較価値が高くなります。
OFXの送金方法
- OFXの無料アカウントを作る
- 送る通貨・受け取る通貨・金額を入力する
- Customer Rateと最終受取額を確認する
- Wiseにも同額を入力して比較する
- OFXを使う場合は受取口座を登録して送金を確定する
- OFX指定口座へ資金を入金する
「送金手数料0円」だけでは比較できない
| OFX | Wise | |
|---|---|---|
| 送金手数料 | 0になるルートが多い | 明示的な手数料あり |
| 為替レート | Customer Rateにマージン | ミッドマーケットレート |
| 送金額が増えた場合 | Customer Rateが改善する場合あり | ボリュームディスカウントあり |
| どちらが有利? | 同じ時刻・同じ金額の最終受取額で判断 | |
OFXには為替管理機能もある
OFXには、まとまった資金を計画的に動かす人向けの機能があります。
Rate Alert
希望する為替水準に達したときに通知を受ける機能です。
Limit Order
指定した為替レートに達したら取引する仕組みです。利用条件は地域によって異なります。
Forward Contract
将来送金するときの為替レートを先に固定する契約です。数百万円〜数千万円の学費や不動産代金など、支払時期が決まっている場合に検討できます。
Wise・OFX・Remitly・Revolutの使い分け
| 目的・金額 | 比較したいサービス |
|---|---|
| 数万円〜80万円程度の海外送金 | Wise / Remitly |
| 家族・知人へ送る | Remitly / Wise |
| 海外の日常決済・カード | Revolut / Wise |
| 160万円以上を銀行口座間で送る | Wise + OFX |
| 400万〜800万円以上 | OFXも必ず比較。ただしWiseも確認 |
Wiseについては、Wiseの使い方・登録方法ガイドで詳しく解説しています。家族への送金ならRemitlyガイド、海外の日常決済ならRevolutガイドも確認してください。
よくある質問
OFXはWiseより有利?
常に有利ではありません。2026年の比較では、約159万〜793万円でOFXが有利になった検証がある一方、約1,777万〜2,093万円ではWiseが有利だった検証もあります。
いくらからOFXを比較すべき?
今回の比較データでは、約159万円前後からOFXが有利になる例が出ています。特に約396万〜793万円ではOFXが明確に有利になった検証が複数あるため、OFXのCustomer Rateを確認する価値が高いです。
800万円や1,000万円ならOFXが有利?
決め打ちはできません。約793万円でOFXが有利だった例がある一方、約1,777万円・約2,093万円ではWiseが有利でした。実際のCustomer Rateで比較してください。
OFXの実レートはどう確認する?
OFXの無料アカウントを作り、ログイン後に送金額と通貨を入力するとCustomer Rateを確認できます。160万円以上を送る予定なら、Wiseとの比較用に先に作っておく価値があります。
まとめ:160万円以上ならOFXも比較する
OFXは「大きな金額なら必ずWiseより有利」なサービスではありません。今回の2026年比較では、約159万円前後からOFXが有利になるケースが出始め、約396万〜793万円ではOFXが明確に有利になった例があります。
一方、約1,777万〜2,093万円でもWiseが有利だったケースがあります。だから、金額だけでサービスを決めるのではなく、OFXのCustomer RateとWiseの最終受取額を同じタイミングで比較するのが一番確実です。

