アメリカ旅行の前に必要になるESTA(エスタ)。
ESTA自体は難しい手続きではなく、アメリカ政府の公式サイトから自分で申し込めます。
ところが、Googleで「ESTA 申請」と検索すると、政府公式サイトより先に民間の申請代行サイトが表示されることがあります。
知らずに申し込むと、公式料金よりかなり高い金額を請求されることもあります。
ESTAで最初に覚えておくこと
- 公式サイトは esta.cbp.dhs.gov
- 2026年10月現在の公式料金は US$40.27
- ESTAは原則2年間、またはパスポート失効まで有効
- 通常は90日以内のVWP渡航に利用
- 検索広告の申請代行サイトに注意

僕自身も以前、公式サイトだと思って代行サイトから申請し、1万円弱払ってしまったことがあります。まずURLを確認してください!
ESTAとは?
ESTAはElectronic System for Travel Authorizationの略です。
日本などVisa Waiver Program(VWP)の対象国の国民が、短期間アメリカへ渡航する際に事前取得する電子渡航認証です。
観光や短期商用などで、VWPを利用して90日以内アメリカへ滞在する場合に利用します。
ESTAはビザそのものではありません。
ESTA公式サイトはここ
公式サイトはこちらです。
運営しているのはU.S. Customs and Border Protection(CBP/米国税関・国境警備局)です。
URLの最後が.govになっていることを確認してください。
2026年現在のESTA料金は40.27ドル
以前のESTA料金は21ドルでしたが、現在は変わっています。
2026年10月現在、CBPの支払案内ではUS$40.27です。
内訳は、
- 申請処理料金:$10.27
- ESTA承認時の追加料金:$30
です。
ESTAが拒否された場合は処理料金部分のみが請求されます。
高額なESTA申請代行サイトに注意
ESTAで最も注意したいのが、政府公式サイトと見間違えやすい民間の申請代行サイトです。
Google検索の「スポンサー」欄などに表示され、公式サイトより上に出てくることもあります。
代行サイトを利用すること自体は禁止されていません。
しかし、公式なら40.27ドルで済むESTAに、別途数千円~数万円の代行料が加算される場合があります。
国民生活センターにも、公式サイトだと思って申し込んだところ約3万円を請求されたという相談が寄せられています。
高額代行サイトの見分け方
- URLが esta.cbp.dhs.gov ではない
- Google検索の「スポンサー」枠
- 40.27ドルを大きく超える料金が表示される
- 「Service fee」「Processing service」など別料金がある
- 政府公式サイトのような見た目でもURLが民間ドメイン
ロゴやサイトのデザインだけでは判断しないでください。
URLを見るのが一番確実です。
ESTAの申請方法
STEP 1:公式サイトへアクセス
ESTA公式サイトへアクセスします。
「CREATE NEW APPLICATION」から新しい申請を開始します。
STEP 2:パスポート情報を入力
氏名、生年月日、パスポート番号、国籍などを入力します。
特にパスポート番号は間違えないようにしてください。
新しいパスポートへ切り替えた場合は、新しいESTAが必要になります。
STEP 3:連絡先・渡航情報を入力
住所、電話番号、メールアドレス、米国内の滞在先などを入力します。
ホテルが決まっている場合はホテル情報を入力すればOKです。
STEP 4:適格性に関する質問へ回答
犯罪歴、特定の感染症、過去の入国拒否などに関する質問へ回答します。
内容を理解せずに適当に回答するのは避けましょう。
STEP 5:内容を確認して支払い
入力内容を確認し、申請料金を支払います。
CBPではクレジットカード・デビットカード・PayPalなどを利用できます。
日本人が迷いやすいESTA入力項目
Alias or Other Names
旧姓など、過去に別の氏名を使用したことがあるかを尋ねる項目です。
結婚などで姓が変わった人は、旧姓について回答します。
National Identification Number
国によって制度が異なるため、画面上の案内に従って入力してください。
分からない項目を推測で入力するのではなく、ESTA公式ヘルプを確認するのがおすすめです。
U.S. Point of Contact
アメリカ国内の連絡先です。
観光旅行で知人宅へ行くわけではない場合は、宿泊予定ホテルの情報を利用するケースが一般的です。
ESTAはいつまで有効?
ESTAは原則として、
- 承認日から2年間
- またはパスポートの有効期限まで
のどちらか早い方まで有効です。
有効期間中は通常、複数回の渡航に利用できます。
ただしESTAの有効期間が2年間だからといって、アメリカに2年間滞在できるという意味ではありません。
Visa Waiver Programでの1回の滞在は原則90日以内です。
新しいESTAが必要になる主なケース
- 新しいパスポートを取得した
- 氏名が変わった
- 国籍が変わった
- ESTAの適格性質問への回答に影響する事情が変わった
ESTA Mobileアプリからも申請できる
CBPは公式のESTA Mobileアプリも提供しています。
アプリを利用する場合も、開発元がU.S. Customs and Border Protectionであることを確認してください。
すでに代行サイトから申し込んでしまった場合
まずCBP公式サイトでESTAの申請状況を確認しましょう。
高額な代行料について返金を希望する場合は、
- 代行事業者へキャンセル・返金を問い合わせる
- カード会社へ相談する
- 消費者ホットライン188へ相談する
- 海外事業者なら越境消費者センターへ相談する
といった方法があります。
ただし、すでに代行業務が提供されている場合は返金が難しいケースもあります。
Visasystなど申請代行サイトについてはこちらでも詳しく解説しています。
→ Visasystは怪しい?ESTA・eTAの高額代行サイトに注意
まとめ:ESTAは公式サイトから自分で申請できる
ESTAは旅行代理店などへ依頼しなくても、自分でアメリカ政府の公式サイトから申請できます。
2026年10月現在の公式料金は40.27ドルです。
検索結果の一番上にあるサイトではなく、必ず
https://esta.cbp.dhs.gov/
から申請してください。
この記事で確認した公式情報
本記事は2026年10月時点の公開情報をもとに作成しています。ESTAの料金・制度・申請条件は変更される可能性があります。実際の申請時には必ずCBP公式サイトで最新情報をご確認ください。


