「ヨーロッパ駐在では、日本のクレジットカードをそのまま使えばいい?」
「WiseやRevolutだけで生活できる?」
「現地のクレジットカードも作った方がいい?」
ヨーロッパへの駐在・移住が決まると、カード選びは意外と悩みます。
先に結論を言うと、現在のおすすめは「1枚だけですべてを済ませる」ことではありません。
一番使いやすいのは、
- 渡航直後・外貨利用 → WiseまたはRevolut
- 現地生活 → 現地銀行のデビットカード
- ホテル・レンタカー・保険 → 現地発行クレジットカード
という組み合わせです。

ヨーロッパ駐在では「最強の1枚」を探すより、渡航直後と現地生活でカードを使い分ける方が圧倒的に便利です!
- ヨーロッパ駐在でおすすめのカード構成
- まず理解したい:Wiseは「クレジットカード」ではない
- それでもWiseが渡航直後に強い理由
- Revolutもヨーロッパ駐在と相性がいい
- 長期駐在なら現地のカードも作るべき
- 国によっておすすめカードはかなり違う
- イギリス|現地クレジットカードを持つ意味が大きい
- フランス|「Credit」と書いてあっても日本とは感覚が違う
- ベルギー|普段はBancontact、旅行ではクレジット
- オランダ|普段使いはデビットで十分
- スペイン|無料の銀行系クレジットカードも多い
- 日本のクレジットカードは持っていくべき?
- 支払い通貨は必ず現地通貨を選ぶ
- 結局、ヨーロッパ駐在なら何を持っていけばいい?
- まとめ:Wise+現地カードの2段構えがおすすめ
ヨーロッパ駐在でおすすめのカード構成
| 用途 | おすすめ |
|---|---|
| 渡航直後 | Wise / Revolut |
| 給与・家賃・公共料金 | 現地銀行口座+デビットカード |
| ホテル・レンタカー | 現地クレジットカード |
| 日本への一時帰国 | Wise / 海外利用に強い現地カード |
| 高額商品 | クレジットカード |
まず理解したい:Wiseは「クレジットカード」ではない
海外駐在者に非常に便利なのがWiseデビットカードです。
ただし、名前の通りデビットカードであり、一般的なクレジットカードとは仕組みが違います。
Wiseアカウントにある残高から支払うため、通常は借入ではありません。
これは使いすぎを防げるメリットがありますが、ホテルやレンタカーなどで「Credit Card」が明確に要求される場合には、デビットカードでは不十分なことがあります。
それでもWiseが渡航直後に強い理由
ヨーロッパへ到着してすぐは、まだ現地銀行口座もクレジットヒストリーもありません。
その期間を埋めるカードとしてWiseは非常に便利です。
- 複数通貨を1つのアカウントで管理
- EUR、GBPなどへの両替
- 海外店舗でカード決済
- ATMから現地通貨を引き出せる
- 日本とヨーロッパ間の送金にも使える
特に、まだ現地の給与口座が完成していない移住直後にはかなり便利です。
Revolutもヨーロッパ駐在と相性がいい
Wiseと並んで候補になるのがRevolutです。
Revolutはヨーロッパの多くの国で銀行・決済サービスとして利用されており、
- 現地口座
- デビットカード
- 外貨交換
- 海外送金
- 旅行向け機能
をひとつのアプリにまとめられます。
ただし無料プランには両替上限や週末料金などが設定される場合があるため、Wiseと「実際の最終コスト」で比較するのがおすすめです。
長期駐在なら現地のカードも作るべき
半年、1年、3年とヨーロッパに住むなら、Wiseだけで生活し続けるより現地の銀行口座・カードを作った方が便利です。
理由は、
- 給与受取
- 家賃
- 公共料金
- 携帯電話
- 各国独自の決済サービス
- クレジット審査
- 将来のローン
など、現地銀行との関係が必要になる場面が増えるからです。
国によっておすすめカードはかなり違う
ヨーロッパとひとまとめにしても、カード事情は国ごとにかなり違います。
| 国 | 特徴 | 詳しい比較 |
|---|---|---|
| イギリス | クレジットヒストリー・Section 75が重要 | おすすめカードを見る |
| フランス | débit immédiat / différéの違いが重要 | おすすめカードを見る |
| ベルギー | Bancontact+クレジットカードの組み合わせ | おすすめカードを見る |
| オランダ | 日常はデビット、旅行用にクレジット | おすすめカードを見る |
| スペイン | 無料銀行系カードが豊富 | おすすめカードを見る |
イギリス|現地クレジットカードを持つ意味が大きい
イギリスではデビットカードだけでも生活できますが、長く住むならクレジットカードを作るメリットがあります。
代表的なのが、クレジットヒストリーの構築とSection 75です。
日本のカードだけで生活し続けるより、UKでの信用履歴を作る意味でも現地カードを検討するとよいでしょう。
フランス|「Credit」と書いてあっても日本とは感覚が違う
フランスでは「クレジットカード」という言葉だけではカードの仕組みを判断できません。
日々の支払いでは、即時引き落としのdébit immédiatと、一定期間分を後からまとめて引き落とすdébit différéの違いを理解することが重要です。
ベルギー|普段はBancontact、旅行ではクレジット
ベルギーの日常生活では、銀行口座に付属するBancontact対応デビットカードが非常に強いです。
一方、ホテル・レンタカー・海外旅行ではクレジットカードがあると便利。
そのため「デビット+クレジット」の2枚体制が使いやすい国です。
オランダ|普段使いはデビットで十分
オランダも日常決済ではデビットカードが中心です。
そのため「クレジットカードを毎日の買い物で使う」という日本やアメリカ的な感覚とは少し違います。
クレジットカードは旅行、ホテル、レンタカー、オンライン決済の補助と考えると分かりやすいです。
スペイン|無料の銀行系クレジットカードも多い
スペインではOpenbank、Santander、BBVAなど、大手・オンライン銀行が無料のクレジットカードを提供しています。
ただし分割払い・revolvingを利用すると高い金利が発生する場合があるため、普段は翌月全額払いを基本にすると分かりやすいでしょう。
日本のクレジットカードは持っていくべき?
はい。少なくとも渡航時には1~2枚持っていくのがおすすめです。
現地カードが届くまでの予備として役立ちます。
ただし、日本発行カードをヨーロッパで毎日使い続ける場合は、カード会社が設定する海外事務手数料や為替レートを確認してください。
以前より海外事務手数料を引き上げているカードもあるため、「日本では高還元だから海外でもお得」とは限りません。
支払い通貨は必ず現地通貨を選ぶ
ヨーロッパでカードを使うと、端末から
- EURで払う
- JPYで払う
のように聞かれることがあります。
この場合は、基本的に現地通貨を選びましょう。
日本円を選ぶと、店舗側のDynamic Currency Conversion(DCC)による不利な為替レートが適用されることがあります。

海外で「日本円で払いますか?」と聞かれても、基本はEURやGBPなど現地通貨を選びましょう!
結局、ヨーロッパ駐在なら何を持っていけばいい?
おすすめの流れ
- 渡航前:日本のクレジットカード+Wiseを準備
- 渡航直後:Wise / Revolutを利用
- 住所確定後:現地銀行口座を開設
- 生活安定後:必要なら現地クレジットカードを追加
この順番なら、渡航直後に決済手段がなくなる心配がありません。
まとめ:Wise+現地カードの2段構えがおすすめ
ヨーロッパ駐在でおすすめなのは、特定のカード1枚だけを使い続ける方法ではありません。
渡航直後はWiseやRevolut。
生活が落ち着いたら現地銀行・現地カード。
この組み合わせが最も使いやすいです。
イギリス、フランス、ベルギー、オランダ、スペインについては国別におすすめカードを詳しく比較しているので、実際の赴任先の記事も確認してみてください。
本記事は2026年10月時点の情報をもとに作成しています。カードの料金、海外利用手数料、申込条件、保険、キャンペーン等は変更される可能性があります。利用前には各カード会社・金融機関の公式サイトで最新条件をご確認ください。本記事にはアフィリエイト広告を含む場合があります。

