「スペインでETFや株を買うなら、どの証券口座がおすすめ?」
「Trade Republic、MyInvestor、XTB、DEGIRO……結局どれを選べばいい?」
「外国の証券会社を使うとModelo 720が必要って本当?」
スペインで生活が落ち着いてくると、次に考えたいのが貯蓄・投資です。
スペインでは、Trade Republic、MyInvestor、XTB、DEGIROなど低コストのオンラインブローカーを利用できます。
ただし、スペインの証券口座選びでは手数料だけを比較するのはおすすめしません。
スペイン居住者にはIRPFによる投資利益への課税があり、外国の金融機関に一定額以上の資産を持つとModelo 720が関係することもあります。
さらにスペインでは、ETFだけでなく税制上のメリットがある投資信託(fondos de inversión)も非常に重要です。
そこで今回は2026年10月時点の情報をもとに、Trade Republic、Openbank、MyInvestor、XTB、DEGIRO、ING Broker NARANJA、Interactive Brokers、eToroの8社を比較。
その中から、スペイン在住の日本人におすすめしやすい証券口座を3つに絞りました。
先に結論!スペインでおすすめの証券口座3選
- ETF積立・少額投資・税務の簡単さ → Trade Republic
- スペインの銀行+株・ETFを€1で売買 → Openbank
- 投資信託・インデックス投資まで含める → MyInvestor

スペインでは「一番安いブローカー」より、税務処理まで含めて選ぶのがポイントです!
- スペインでおすすめの証券口座3選を比較
- スペインで使える主要証券会社8社を比較
- スペインで証券口座を選ぶ5つのポイント
- スペインではETFより投資信託が有利なことも
- 1位:Trade Republic|初心者・ETF積立なら最有力
- 2位:Openbank|2026年10月から株・ETFが1回€1
- 3位:MyInvestor|スペインで長期インデックス投資するなら強い
- XTB|手数料だけならトップクラス
- DEGIRO|世界中の市場へ投資するなら定番
- ING Broker NARANJA|INGを使うならかなり便利
- Interactive Brokers|本格投資・世界市場なら最強クラス
- eToro|ETF売買手数料0だが商品タイプに注意
- Modelo 720とは?外国ブローカー利用者は要チェック
- スペインの株・ETFの税金はいくら?
- 結局どれがおすすめ?タイプ別に比較
- 日本人ならどの証券口座から始める?
- よくある質問
- まとめ:初心者ならTrade Republic、スペイン長期投資ならMyInvestorも強い
- この記事で確認した公式情報
スペインでおすすめの証券口座3選を比較
| 証券会社 | 主な料金 | スペイン税務 | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|---|
| Trade Republic | 通常売買 €1 積立プラン €0 | ◎ | スペイン支店・自動税務処理 | 初心者・ETF積立 |
| Openbank | 株・ETF €1/取引 | ◎ | スペイン銀行・保管料€0 | 銀行と投資をまとめたい |
| MyInvestor | ETF 0.12% 最低€1 | ◎ | 投資信託・インデックス投資に強い | 長期投資 |
初心者なら、まずTrade Republicが分かりやすいでしょう。
通常売買は1回€1、定期積立は無料で、2025年以降はスペイン支店・スペインIBAN・現地の税務処理も大きく強化されています。
一方、スペインの銀行に投資口座までまとめたいならOpenbank。
ETFだけでなくスペインで税制上使いやすいインデックスファンド・投資信託を中心に長期運用するならMyInvestorがかなり強いです。
スペインで使える主要証券会社8社を比較
| 証券会社 | 特徴 | 今回の評価 |
|---|---|---|
| Trade Republic | €1取引・無料積立・スペイン税務対応 | ◎ |
| Openbank | 株・ETF €1、保管料€0、Santander系 | ◎ |
| MyInvestor | 投資信託・ETF・株・ロボアドまで充実 | ◎ |
| XTB | 月€100,000まで株・ETF売買手数料0 | ○~◎ |
| DEGIRO | 低コスト・世界中の市場に強い | ○~◎ |
| ING Broker NARANJA | スペイン銀行・ETF約1,200本 | ○~◎ |
| Interactive Brokers | 市場・商品数が非常に多い | ○ 上級者向け |
| eToro | ETF売買手数料0・操作が簡単 | ○ |
手数料だけならXTBやeToroもかなり強いです。
しかしスペインでは、外国資産の申告やIRPFの処理まで考えると、スペイン国内で税務処理がしやすいブローカーにかなりメリットがあります。
スペインで証券口座を選ぶ5つのポイント
- 株・ETFの売買手数料
- ETF・株の自動積立ができるか
- スペイン税務を自動処理してくれるか
- Modelo 720が必要になる可能性
- ETFだけでなく投資信託も使うか
特に日本人が見落としやすいのが、最後の2つです。
スペインではETFより投資信託が有利なことも
日本やドイツの投資情報をそのままスペインへ持ち込む前に知っておきたいのが、スペイン独自の投資信託税制です。
スペインでは、一定の条件を満たす投資信託から別の投資信託へ資金を移すtraspasoについて、売却時点で課税せず、課税を将来まで繰り延べられる仕組みがあります。
一方、通常のETFを売却して別のETFを買う場合には、この税制上の繰り延べを原則利用できません。
そのためスペインで20年・30年と長期投資するなら、
- ETFを低コストで積み立てる
- インデックス投資信託を使う
の両方を比較する価値があります。

スペインでは「ETF一択」と決めないのがポイント。インデックスファンドの税制がかなり使いやすいです!
1位:Trade Republic|初心者・ETF積立なら最有力
スペインでこれから投資を始めるなら、まず候補にしたいのがTrade Republicです。
もともとはドイツのオンラインブローカーですが、現在はスペイン支店を持ち、スペイン居住者向けのサービスを大幅に強化しています。
通常売買は1回€1
通常の株・ETF取引では、注文手数料自体は無料で、1取引あたり€1の外部決済コストがかかります。
口座開設・維持費はありません。
最低投資額も小さく、1ユーロから投資できる商品があります。
積立プランは無料
Trade Republic最大のメリットのひとつがPlan de Inversiónです。
対象となる株式・ETFなどを毎週、月2回、毎月、3カ月ごとなどの頻度で自動購入できます。
定期積立についてはTrade Republic側の取引手数料はかかりません。
毎月ETFを積み立てるだけならかなり使いやすいサービスです。
スペイン支店+スペインIBAN
2025年以降、Trade Republicはスペイン支店を本格展開しています。
スペインの顧客にはESから始まるIBANを提供し、税務面でもスペイン向けサービスを強化しました。
スペインの税務処理も大幅に簡単に
Trade Republicはスペイン支店の開始に伴い、売却益や利息などに対する現地の税務処理・Haciendaへの情報提供を強化しています。
特に普通預金部分については、スペインIBAN口座なら利息に19%の源泉徴収が自動的に行われます。
投資関連についても年間の税務資料をアプリから取得できます。
スペイン居住者にとって、昔の「完全な外国ブローカー」だった頃よりかなり使いやすくなっています。
投資信託にも対応
現在のスペイン向けTrade Republicでは株・ETFだけでなく、投資信託も提供しています。
スペインのtraspasoによる税制繰り延べに対応する仕組みも用意されているため、ETFだけでなく投資信託を使った長期運用も検討できます。
Trade Republicのメリット
- 通常取引は基本€1
- ETF・株の積立プランが無料
- 1ユーロから投資可能
- スペインIBAN
- スペイン支店あり
- 税務処理が以前よりかなり簡単
- 投資信託にも対応
- アプリがシンプル
Trade Republicのデメリット
- Interactive Brokersなどほど市場・商品数は多くない
- 高度な分析機能を求める人にはシンプルすぎる
- 資産の保管場所によって外国資産申告の扱いを個別に確認すべきケースがある
Trade Republicがおすすめの人
- スペインで初めて投資する
- ETFを毎月自動積立したい
- 少額から始めたい
- 税務処理をできるだけ簡単にしたい
- 株・ETF・投資信託を1つにまとめたい
2位:Openbank|2026年10月から株・ETFが1回€1
スペインの銀行で投資もまとめたいなら、2026年10月現在かなり強いのがOpenbankです。
OpenbankはSantanderグループのオンライン銀行。
そして2026年10月1日から、株・ETFの料金体系を大幅にシンプル化しました。
株もETFも一律€1
現在のOpenbankでは、
- スペイン株
- 欧州株
- 米国株
- ETF
の売買手数料が1取引あたり€1です。
取引金額による最低料金・段階料金ではなく、一律€1なのが非常に分かりやすいです。
保管料も€0
2026年10月1日以降、Openbankでは株・ETFの保管手数料も0ユーロになりました。
以前より大幅に使いやすい証券口座になっています。
4,000株+1,200ETF以上
商品数も十分です。
- 4,000以上の株式
- 1,200以上のETF
を扱っています。
スペイン・欧州・米国の主要銘柄へ普通に長期投資するなら十分でしょう。
スペイン銀行なので税務がシンプル
Openbankはスペインの銀行なので、外国ブローカー特有の資産届出を心配する場面を減らせるのもメリットです。
スペインの銀行口座、投資口座、投資信託などをひとつのサービスへまとめられます。
投資信託も3,000本以上
Openbankでは株・ETFだけでなく、3,000本以上のインデックスファンド・アクティブファンドも利用できます。
Openbank側の購入、売却、保管、ファンド間移管に追加手数料がかからない商品も多く、スペイン税制を活用した長期運用にも使いやすいです。
Openbankのメリット
- 株・ETFが1取引€1
- 保管料€0
- 4,000以上の株式
- 1,200以上のETF
- 3,000以上の投資信託
- スペインの銀行
- Santanderグループ
- 銀行口座と投資をまとめられる
Openbankのデメリット
- 完全無料売買ではない
- 本格トレーダー向け機能はInteractive Brokersなどに劣る
- 積立機能はTrade Republicの方がシンプル

2026年10月の料金改定でかなり強くなりました。スペイン銀行+€1取引ならOpenbankは要チェックです!
3位:MyInvestor|スペインで長期インデックス投資するなら強い
ETFだけではなく、スペインの税制を活かして長期のインデックス投資をしたいならMyInvestorが非常に強いです。
スペインの投資家向け比較では定番の金融サービスです。
ETFは0.12%、最低€1
MyInvestorの証券取引手数料は次の通りです。
| 商品 | 手数料 |
|---|---|
| 株式 | 0.12% 最低€3・最大€25 |
| ETF | 0.12% 最低€1・最大€25 |
| 為替 | 0.30% |
| 保管料 | €0 |
| 維持費 | €0 |
| 不活動手数料 | €0 |
株・ETF売買だけならTrade RepublicやOpenbankの方が安くなる場面も多いでしょう。
MyInvestorの本当の強みは別のところにあります。
インデックスファンドの選択肢が豊富
MyInvestorでは、低コストのインデックスファンドや投資信託を豊富に扱っています。
スペインでは投資信託間のtraspasoによる課税繰り延べができるため、長期運用ではかなり重要です。
例えば「全世界株式インデックスを20年間積み立て、途中で別ファンドへ変更する」といった使い方では、ETFより投資信託の方が税務上使いやすい場合があります。
Modelo 720が不要なのも分かりやすい
MyInvestorはスペインのブローカーとして運営されているため、MyInvestor自身もModelo 720を提出する必要がないことをメリットとして案内しています。
外国ブローカー特有の税務作業をできるだけ減らしたい人には大きなメリットです。
ロボアドバイザーもある
自分でETF・ファンドを選びたくない場合には、自動運用のインデックス型ポートフォリオもあります。
長期・積立・分散というシンプルな投資をしたい人には使いやすい金融機関です。
MyInvestorのメリット
- スペインのブローカー
- Modelo 720不要
- インデックスファンドが豊富
- traspasoの税制を活用しやすい
- ETFも低コスト
- 保管・維持・不活動手数料なし
- ロボアドも利用可能
MyInvestorのデメリット
- 株式は最低€3
- ETFはTrade Republicなどより高くなることがある
- 為替手数料0.30%
- アプリのシンプルさではネオブローカーに劣る
MyInvestorがおすすめの人
- スペインに長く住む
- インデックス投資信託を使いたい
- 税務をできるだけ簡単にしたい
- ETF以外の長期投資も比較したい
- ロボアドにも興味がある
XTB|手数料だけならトップクラス
取引手数料を最優先するならXTBも非常に強いです。
2026年現在、株式・ETFについて月€100,000まで売買手数料0ユーロです。
月€100,000を超えた部分は0.2%、最低€10。
一般的な長期投資家なら、実質的に売買手数料0で使えるケースが多いでしょう。
7,400株+2,200ETF以上
XTBでは7,400以上の株式、2,200以上のETFを扱っています。
自動積立できるInvestment Plansもあり、長期ETF投資にも使いやすいです。
外国通貨は0.5%に注意
一方、口座と異なる通貨の商品を購入すると、0.5%の為替コストがかかります。
米国株を頻繁に売買する人は、売買手数料0だけを見ず為替コストも確認しましょう。
Modelo 720が必要になる場合がある
XTBはスペインでCNMVの監督を受け、税務情報をHaciendaへ提供しています。
ただし、外国株・ETFは外国のカストディアンで保管されることがあります。
また未投資資金も国外で保管されることがあるため、該当する外国資産が一定額を超える場合にはModelo 720の確認が必要です。
XTB自身もModelo 720用の資料を提供しています。

XTBはめちゃくちゃ安い。ただしスペインでは、資産が増えたときのModelo 720まで考えて選びましょう!
DEGIRO|世界中の市場へ投資するなら定番
ヨーロッパで定番のオンラインブローカーがDEGIROです。
スペイン居住者も口座を開設でき、スペイン株・米国株・ETFだけでなく幅広い世界市場へアクセスできます。
| 商品 | 料金 |
|---|---|
| スペイン株 | €1+handling €1 |
| 米国株 | €1+handling €1 |
| 通常ETF | €2+handling €1 |
| ETF Core Selection | €0+handling €1 |
| 為替 | 0.25% |
| 保管料 | €0 |
| 不活動手数料 | €0 |
手数料は依然としてかなり競争力があります。
一方、スペインの国内金融機関ではないため、税務書類や外国資産申告について自分で管理する部分が増える可能性があります。
「商品数・市場数を優先して、自分で税務も管理できる」という人には有力です。
ING Broker NARANJA|INGを使うならかなり便利
銀行口座をINGにするなら、Broker NARANJAも候補です。
2026年現在の基本料金は、15回未満の取引なら、
- €3+0.10%
- 為替0.50%
です。
四半期に15回以上取引すると、
- €1.50+0.05%
- 為替0.25%
へ下がります。
また2026年末まで、対象ETFについて購入手数料を還元するキャンペーンも実施されています。
スペイン銀行なので税務処理をシンプルにしつつ、銀行と投資をまとめたい人向けです。
Interactive Brokers|本格投資・世界市場なら最強クラス
投資経験があり、世界中の市場・商品へ本格的に投資したいならInteractive Brokersも有力です。
商品数、取引所、通貨、注文方法などは非常に充実しています。
例えばスペイン株では、SmartRoutingの固定料金で0.05%、最低€3という料金体系があります。
少額ETF積立だけならTrade Republicなどの方が簡単ですが、複数国・複数通貨・オプションなどまで扱うなら非常に強いブローカーです。
ただし税務管理は自分で行う部分が多いため、初心者向け1位にはしていません。
eToro|ETF売買手数料0だが商品タイプに注意
eToroもスペインで利用できます。
通常のETF取引については売買手数料0ユーロで、保管料もありません。
株式では市場・居住国に応じて$1または$2の手数料がかかる場合があります。
アプリが分かりやすく、少額から始めやすいのがメリットです。
ただし商品によってはCFDとして扱われる場合があるため、注文前に「実物株・ETFなのか、CFDなのか」を必ず確認しましょう。
Modelo 720とは?外国ブローカー利用者は要チェック
スペインで外国ブローカーを利用するときに覚えておきたいのがModelo 720です。
これは海外に保有する一定の資産について、スペイン税務当局へ報告するための情報申告です。
一般的には、外国にある資産について1つの資産カテゴリーが€50,000を超える場合に申告義務を確認する必要があります。
主なカテゴリーには、
- 外国銀行口座
- 外国で保有する株式・証券など
- 外国不動産
があります。
Modelo 720は税金そのものではなく、情報申告です。
そのため「€50,000を超えたら追加税がかかる」という意味ではありません。
スペインのブローカーなら通常はかなり簡単
MyInvestorやOpenbankなどスペインの金融機関で保有する資産なら、外国金融機関の口座としてModelo 720を出す問題は基本的にありません。
一方、DEGIRO、Interactive Brokers、XTBなどで海外保管資産が増えてきた場合は、保管場所と金額を確認しましょう。
Trade Republicはスペイン支店・スペインIBANへの移行で税務処理が大幅に簡素化されていますが、現金口座と証券の保管場所は同じ問題ではないため、大きな資産を持つ場合には最新の取扱いを確認するのがおすすめです。
スペインの株・ETFの税金はいくら?
スペインの税務居住者が株やETFを売却して利益を得た場合、通常はIRPFのbase del ahorroに含まれます。
2025年以降の税率は次の通りです。
| 課税対象となる貯蓄所得 | 税率 |
|---|---|
| ~€6,000 | 19% |
| €6,000~€50,000 | 21% |
| €50,000~€200,000 | 23% |
| €200,000~€300,000 | 27% |
| €300,000超 | 30% |
これは売却額全体にかかるわけではなく、原則として売却益などの課税対象所得に対する累進税率です。
配当などもbase del ahorroに含まれます。

スペインは「投資利益に一律20%」ではありません。19~30%の累進課税なので覚えておきましょう!
結局どれがおすすめ?タイプ別に比較
| 投資スタイル | おすすめ |
|---|---|
| スペインで初めて投資する | Trade Republic |
| ETFを毎月積み立てたい | Trade Republic |
| 少額から始めたい | Trade Republic |
| 銀行と証券をまとめたい | Openbank |
| 株・ETFを€1で取引したい | Openbank |
| インデックスファンド中心 | MyInvestor |
| 税制上のtraspasoを活用したい | MyInvestor / Openbank |
| とにかく売買手数料を抑えたい | XTB |
| 世界中の市場へ投資したい | DEGIRO / Interactive Brokers |
| INGをメイン銀行にしている | ING Broker NARANJA |
| 高度な取引をしたい | Interactive Brokers |
日本人ならどの証券口座から始める?
日本からスペインへ移住する人なら、銀行口座と同じく、まずスペインでの住所・NIE・税務居住地などを整えてから証券口座を作るのが分かりやすいでしょう。
例えば次の順番がおすすめです。
初心者ならこの順番
- ① Trade Republic:ETF積立・少額投資を開始
- ② MyInvestor:スペインの投資信託税制も活用
- ③ 必要ならDEGIRO・IBKR:海外市場・高度な商品を追加
証券口座を複数持つこと自体は問題ありません。
ただし、外国ブローカーを増やすほど税務管理・Modelo 720の確認も増えるため、最初から5社も6社も作る必要はありません。
よくある質問
日本人でもスペインの証券口座を作れますか?
はい。
日本国籍でも、スペイン居住、本人確認、NIE・税務番号など各社の条件を満たせば口座を開設できます。
例えばXTBでは、第三国籍者についてNIEとパスポートを本人確認書類として求めています。
スペインでETF積立をするならどこがおすすめ?
Trade Republicが分かりやすいです。
株・ETFなどの定期積立プランを自動設定でき、Trade Republic側の積立手数料は無料です。
XTBにもInvestment Plansがあります。
一番手数料が安いのはどこですか?
投資方法によります。
XTBは月€100,000まで株・ETFの売買手数料0、eToroはETF売買手数料0です。
一方、外国為替、スプレッド、税務処理などまで考えると「売買手数料0=最安」とは限りません。
Trade RepublicとMyInvestorならどちらがおすすめ?
ETF・株をシンプルに積み立てるならTrade Republic。
スペインの税制を活用してインデックス投資信託を長期保有するならMyInvestorが向いています。
両方を使い分けても問題ありません。
DEGIROはおすすめではない?
十分おすすめできます。
低コストで商品・市場が豊富なので、海外株や幅広いETFへ投資したい人には依然として強いブローカーです。
ただしスペイン居住者の場合、Trade Republic・Openbank・MyInvestorなどと比べて税務管理を自分でする部分が増えるため、今回はトップ3から外しました。
Modelo 720は必ず提出しないといけませんか?
いいえ。
外国資産を持っているだけで必ず提出するわけではなく、資産の所在地・カテゴリー・金額などの条件を確認する必要があります。
代表的な目安は1カテゴリー€50,000ですが、具体的な義務は個人の状況によって異なります。
まとめ:初心者ならTrade Republic、スペイン長期投資ならMyInvestorも強い
今回はスペインで利用できる主要証券会社8社を比較しました。
| 証券会社 | 一言でいうと |
|---|---|
| Trade Republic | 初心者・ETF積立・低コストならおすすめ |
| Openbank | スペイン銀行+株・ETF€1が強い |
| MyInvestor | 投資信託・長期インデックス投資ならおすすめ |
これからスペインで投資を始めるなら、まずTrade Republicが分かりやすいでしょう。
通常取引は基本€1、定期積立は無料で、スペインIBAN・スペイン支店・現地税務対応も整ってきています。
スペインの銀行に投資までまとめたいなら、2026年10月から株・ETFが一律€1になったOpenbankもかなり強力です。
さらにスペインへ長く住み、インデックスファンドのtraspasoなどスペイン独自の税制を活用したいならMyInvestorも比較してみてください。

迷ったらTrade Republic。スペインに長く住むならOpenbank・MyInvestorも一緒に比較すればOKです!
この記事で確認した公式情報
- Trade Republic Spain
- Trade Republic:証券口座の料金
- Openbank:株式投資
- Openbank:ETF
- MyInvestor:株・ETF
- XTB:料金
- XTB:Modelo 720
- DEGIRO Spain:料金
- ING:Broker NARANJA
- Interactive Brokers:欧州株手数料
- eToro:料金
- Agencia Tributaria
本記事は2026年10月6日時点の公開情報をもとに作成しています。証券会社の手数料、商品、税務処理、キャンペーン、口座開設条件等は変更される可能性があります。投資には元本割れを含むリスクがあります。本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を推奨する投資助言ではありません。スペインのModelo 720やIRPF等の税務上の取り扱いは個人の状況・資産保管場所によって異なるため、必要に応じてAgencia Tributariaまたは税務専門家へご確認ください。また、本記事には今後アフィリエイト広告を含む場合があります。


