英国の住所・給与振込・ダイレクトデビットが整ったら、銀行口座は「作りやすさ」からキャッシュバック・利息・口座乗り換えボーナスで選び直せます。ここからは、英国人が実際に比較している口座を見た方がお得です。
結論:目的別ならこの4つ
まだ最初の英国の銀行口座を持っていない人は、ここから始める必要はありません。先に渡英直後の銀行口座開設を済ませてください。
- 英国人の比較軸は「銀行名」より特典
- Chase|日常支出の2% キャッシュバック
- Nationwide FlexDirect|給与口座を集約できるなら強い
- Santander Edge|カウンシルタックス・公共料金の請求書をまとめる
- Zopa Biscuit|請求書か外食を選んで3%
- 口座乗り換えボーナスは「2口座目以降」で狙う
- おすすめの使い分け
- 主要4口座のメリット・デメリット
- 英国では「銀行口座を複数持つ」のが普通に有効
- 期間限定の口座乗り換えボーナスは別に確認する
- 2026年10月の特典を「年間いくら」で比較
- Nationwideは初年度の合計価値が大きい
- Santander Edgeは固定費が少ないと元が取れない
- Chaseは対象支出月£1,000なら年最大£240
- Zopaは月額無料なので小さく始めやすい
- よくある質問
英国人の比較軸は「銀行名」より特典
MoneySavingExpertなど英国の節約・金融系メディアでは、カレントアカウントを「昔から使っている銀行」で選ぶより、口座乗り換えボーナス、キャッシュバック、貯蓄金利、当座貸越などで比較します。
2026年10月時点では、Chase、Santander、Zopa、Nationwideの継続特典に加え、BarclaysやFirst Directなどの期間限定口座乗り換えボーナスも目立ちます。
Chase|日常支出の2% キャッシュバック
Chaseは2026年6月から、食料品、飲食店、カフェ、テイクアウト、日常の交通、燃料等の対象支出で2% キャッシュバック、月最大£20を提供しています。
キャッシュバックを得るには、前月にChase 貯蓄口座全体で£1,000以上を維持し、デビットカードまたはクレジットカードまたはダイレクトデビットで15回以上の支払いなど条件があります。
さらに新規利用者向け新規利用者向けの優遇貯蓄口座は4.5% AER、レギュラー・セーバー(積立型貯蓄口座)は12か月6.5% AER(毎月最大£300)があります。
向いている人
毎月の食費・外食・交通費が多く、Chase内に£1,000以上の貯蓄を置ける人。
Nationwide FlexDirect|給与口座を集約できるなら強い
2026年9月以降のFlexDirectは、最初の12か月、毎月£1,500を入金すると以下の特典があります。
- 対象のデビットカード利用額 £500で月£5 キャッシュバック
- ダイレクトデビット £300で月£5 キャッシュバック
- 残高£1,500まで5% AERを12か月
つまり、給与と主要請求書を1口座へまとめる人向けです。
Santander Edge|カウンシルタックス・公共料金の請求書をまとめる
Santander Edgeは月額£3。毎月£500の入金と2つの有効なダイレクトデビットが条件で、カウンシルタックス、ガス・電気、水道、携帯電話、ブロードバンド等の対象の固定費に1% キャッシュバック、月最大£10です。
月額料金があるため、キャッシュバックが£3を超えるかを簡単に計算してから使います。
Zopa Biscuit|請求書か外食を選んで3%
Zopa Biscuitは無料カレントアカウントで、キャッシュバック特典を「固定費」または「外食」から選べます。固定費を選ぶと、対象 ダイレクトデビットsの月£150まで3% キャッシュバックです。
最大キャッシュバックは小さめですが、条件が分かりやすく、月額料金がありません。
口座乗り換えボーナスは「2口座目以降」で狙う
英国では口座乗り換え制度(CASS)を使って銀行を乗り換えると、£100〜£300前後の期間限定ボーナスが出ることがあります。2026年10月にはBarclaysが最大£300、First Directが£210相当の口座乗り換えキャンペーンを実施しています。
ただし多くのキャンペーンは、既存英国の銀行口座からの口座の完全乗り換え、ダイレクトデビット数、一定額の入金、デビットカード利用などが条件です。渡英直後には向かず、英国生活が整ってから狙うものです。
おすすめの使い分け
| 役割 | 選び方 |
|---|---|
| 給与・固定費 | Nationwide / Santander等、条件を満たす口座 |
| 普段のカード支出 | Chaseなどキャッシュバックが強い口座 |
| 日本との送金 | Wiseなどを別に使う |
| 口座乗り換えボーナス | 使っていないサブ口座で狙う |
主要4口座のメリット・デメリット
| 口座 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| Chase | 対象支出2%キャッシュバック、貯蓄口座も強い | キャッシュバックには利用条件あり |
| Nationwide FlexDirect | 初年度のキャッシュバック+5% AER(年換算利率) | 毎月の入金・利用条件を満たす必要 |
| Santander Edge | カウンシルタックスや光熱費に1%キャッシュバック | 月額£3。固定費が少ないと元を取りにくい |
| Zopa Biscuit | 固定費または外食の3%キャッシュバックを選べる | 対象額の上限が小さい |
英国では「銀行口座を複数持つ」のが普通に有効
給与振込、固定費、日常カード決済、貯蓄、口座乗り換えボーナスを1口座で全部取ろうとすると、かえって条件が複雑になります。
| 役割 | 考え方 |
|---|---|
| 給与・固定費 | NationwideやSantanderなど条件を満たしやすい口座 |
| 日常のカード支出 | Chaseなどキャッシュバックが強い口座 |
| 貯蓄 | その時点で金利の高い貯蓄口座を別に比較 |
| 日本との送金 | Wiseなど海外送金サービスを別に使う |
この使い分けは、英国の節約・金融系メディアでも一般的です。渡英直後の「1口座で十分」という段階から、生活が落ち着いたら用途別に増やすと管理しやすくなります。
期間限定の口座乗り換えボーナスは別に確認する
英国では口座乗り換えキャンペーンが頻繁に変わります。2026年9月時点のMoneySavingExpertでは、Santanderが最大£240、HSBCが最大£220などのキャンペーンが紹介されていました。
こうした金額は固定ではないため、申込み直前に最新条件を確認してください。口座乗り換えボーナスだけを目的にメイン口座を動かす必要はなく、使っていないサブ口座を乗り換え対象にする方法もあります。
2026年10月の特典を「年間いくら」で比較
銀行特典は「5%」「3%」という率だけでは比較できません。上限・月額料金・入金条件まで含め、実際に年間いくら得られるかで見ます。
| 口座 | 主な特典 | 最大・目安 | 主な条件 |
|---|---|---|---|
| Chase | 対象支出2%キャッシュバック | 月£20=年最大£240 | 対象カテゴリー等の条件 |
| Nationwide FlexDirect | 5% AER+月最大£10キャッシュバック | 利息約£75+年最大£120 | 月£1,500入金 |
| Santander Edge | 対象固定費1% | 月最大£10、年最大£120 | 月£3、£500入金、2件DD |
| Zopa Biscuit | 固定費または外食3% | 年最大£54 | 対象£150/月まで |
Nationwideは初年度の合計価値が大きい
FlexDirectは最初の12か月、毎月£1,500を入金すると残高£1,500まで5% AER。£1,500を1年間維持した場合の利息は約£75です。さらにデビットカードで月£500使うと£5、ダイレクトデビットで月£300払うと£5、合計年最大£120キャッシュバックです。
2026年10月時点の£175口座乗り換えボーナスまで条件を満たすと、利息約£75+キャッシュバック最大£120+乗り換え£175で、初年度の価値は最大約£370。単に「5%の銀行」と見るより、給与と固定費を集約できる人ほど有利です。
Santander Edgeは固定費が少ないと元が取れない
Santander Edgeは月£3なので年間コスト£36。対象固定費が月£300なら1%=£3で月額料金と相殺されるだけです。月£800なら£8キャッシュバック−£3=実質£5、年間約£60。上限£10まで受け取るなら対象固定費が月£1,000必要です。
したがって、一人暮らしで固定費が小さい人より、カウンシルタックス・電気ガス・水道・ブロードバンド・携帯をまとめる家庭向けです。
Chaseは対象支出月£1,000なら年最大£240
2026年6月以降、Chaseは食料品、飲食店、カフェ、テイクアウト、日常交通、燃料、公共EV充電などの対象支出に2%キャッシュバック、月上限£20です。対象支出が月£1,000なら上限£20に達し、12か月で最大£240です。
さらにRegular Saverは12か月固定6.5% AER、毎月最大£300まで積み立て可能。最大額を毎月入れる例では12か月後£3,725.53(うち利息£125.53)とChaseが案内しています。
Zopaは月額無料なので小さく始めやすい
Zopa Biscuitは月額無料で、2.75% AERの残高金利、ダイレクトデビット3%、外食3%のうち1つを選びます。キャッシュバックは対象£150/月までなので最大£4.50/月、年£54。金額は小さめですが月額料金がなく、最低入金額もないためサブ口座として使いやすいです。
よくある質問
MonzoやLloydsから乗り換えるべき?
必ずしも乗り換える必要はありません。給与口座を残し、Chase等を2口座目として追加する方法もあります。CASS ボーナスを狙う場合は、どの口座を口座の完全乗り換えするか注意してください。
一番お得な銀行はどこですか?
固定ではありません。英国はキャンペーン変更が多いため、この記事では継続特典を中心にし、期間限定口座乗り換えボーナスはMoneySavingExpert等の最新比較も確認してください。

