「フランスに移住するけど、銀行口座はどこがおすすめ?」
「日本人でもオンラインでフランスの銀行口座を作れる?」
「RIBって何?フランスのIBANは必要?」
フランスへの移住・駐在・留学が決まったら、早めに準備しておきたいのが銀行口座です。
給与の受け取り、家賃、電気・ガス・インターネット料金、携帯電話、各種行政手続きなど、フランスでは銀行口座情報を求められる場面がかなり多くあります。
一方で、フランスにはBNP Paribas、LCL、Crédit Agricoleなどの店舗型銀行だけでなく、bunq、Revolut、N26、BoursoBankなどのオンライン銀行もあります。
しかも銀行によって、フランス住所が必要か、日本のパスポートで本人確認できるか、最初からフランスIBANが発行されるかなどが異なります。
そこでこの記事では、2026年10月時点の情報をもとに、bunq、Revolut、BNP Paribas、N26、BoursoBank、Hello bank!、LCL、Crédit Agricoleの8行を比較。
その中から、日本人がフランスで生活を始めるときに使いやすい銀行口座を3つに絞りました。
先に結論!フランスでおすすめの銀行口座3選
- 手軽さ・日本人の開設しやすさ重視 → bunq
- 無料・海外旅行・外貨にも強い → Revolut
- フランスに長く住む・店舗型大手銀行 → BNP Paribas

迷ったら、まずbunqかRevolutで生活用口座を作り、長期滞在なら後からBNP Paribasなどの大手銀行を追加する方法もあります!
- フランスでおすすめの銀行口座3選を比較
- まずフランスの主要銀行8行を調べました
- フランスの銀行選びでは「RIB」と「FR IBAN」が重要
- 1位:bunq|日本人がオンラインで始めやすい
- 2位:Revolut|無料・海外旅行・外貨ならかなり便利
- 3位:BNP Paribas|フランスに長く住むなら王道
- N26もかなり有力!なぜ3選から外した?
- BoursoBankは安いけど、移住直後の日本人には少し面倒
- パリ在住ならLCL Japan Deskもかなり魅力的
- 結局どれを選べばいい?タイプ別にまとめると
- フランスの銀行口座を開くときに必要なもの
- 銀行に口座開設を断られたら「Droit au compte」もある
- よくある質問
- まとめ:フランスの銀行は「移住直後」「海外利用」「長期生活」で選ぶ
- この記事で確認した公式情報
フランスでおすすめの銀行口座3選を比較
まずは、今回おすすめする3つの銀行を比較してみましょう。
| 銀行 | 基本料金 | FR IBAN | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|---|
| bunq | Free:€0 Core:€3.99/月 | ◎ | 日本のパスポート対応・アプリ型 | 移住直後・手軽さ重視 |
| Revolut | Standard:€0 | ◎ | 無料・外貨・旅行に強い | コスト重視・海外移動が多い |
| BNP Paribas | プラン・カードにより異なる | ◎ | フランス大手・店舗あり | 長期居住・大手銀行重視 |
この3つは、単純に「1位・2位・3位」というよりも、利用する人のタイプが違います。
オンラインで簡単に始めたいならbunq、無料で外貨や旅行にも使いたいならRevolut、フランスに長く住んで住宅ローンなども視野に入れるならBNP Paribasが分かりやすい選択です。
※料金、口座開設条件、カード、本人確認方法等は2026年10月時点。金融機関側で変更されることがあるため、申込時には必ず公式サイトをご確認ください。
まずフランスの主要銀行8行を調べました
今回は、アフィリエイトで紹介しやすい銀行だけを選んだわけではありません。
フランスで実際に候補になる大手銀行・オンライン銀行を広く比較したうえで、日本人に使いやすい3つを選びました。
| 銀行 | 料金目安 | 特徴 | 日本人の最初の口座 |
|---|---|---|---|
| bunq | €0~ | FR IBAN・オンライン完結・日本パスポート対応 | ◎ |
| Revolut | €0~ | FR IBAN・外貨・旅行にも強い | ◎ |
| BNP Paribas | 有料 | フランスを代表する大手銀行・店舗あり | ◎ |
| N26 | €0~ | FR IBAN・無料プラン・アプリ型 | ○~◎ |
| BoursoBank | €0~ | フランスで人気のオンライン銀行 | △ |
| Hello bank! | €0~ | BNP Paribas系オンライン銀行 | ○ |
| LCL | 有料 | 店舗型。パリに日本人専用Japan Deskあり | ○~◎ |
| Crédit Agricole | 地域・プランで異なる | フランス各地に強い大手銀行グループ | ○ |
N26も非常に有力です。
一方、BoursoBankやHello bank!は、すでにフランスに居住していて必要書類がそろっている人には魅力的ですが、日本からフランスへ来た直後の最初の1口座という観点では、やや条件が分かりにくい部分があります。
フランスの銀行選びでは「RIB」と「FR IBAN」が重要
フランスで銀行口座を作る前に知っておきたいのが、RIBです。
RIBは「Relevé d’Identité Bancaire」の略で、簡単にいうと自分の銀行口座情報をまとめた書類です。
RIBには主に、
- 口座名義
- IBAN
- BIC
- 銀行情報
などが記載されています。
フランスでは、給与振込、家賃、電気・ガス、携帯電話、保険、行政関係などで「RIBを提出してください」と言われることがあります。
フランスIBANでないとダメ?
EUのSEPAルール上は、原則として他のEU加盟国のIBANだからという理由だけで、ユーロの振込や口座振替を拒否することは認められていません。
つまり、DEから始まるドイツIBANやNLから始まるオランダIBANでも、制度上は利用できます。
ただし、生活上の分かりやすさを考えると、フランスで長く暮らすならFRから始まるフランスIBANを持っておく方が便利です。

法律上は他国IBANでもOKですが、フランス生活用なら最初からFR IBANがもらえる銀行を選ぶと分かりやすいです!
1位:bunq|日本人がオンラインで始めやすい
フランスへ移住する日本人にまずおすすめしたいのが、bunq(バンク)です。
bunqはオランダ発の銀行ですが、現在はフランスにも展開しており、フランス居住者が新規で申し込むとFRから始まるフランスIBANが発行されます。
アプリ中心で申し込みから口座管理まで行えるので、フランス語で銀行窓口に行くことに不安がある人にも使いやすいのが特徴です。
日本のパスポートで本人確認できる
日本人にとって特に大きいのが、bunqが本人確認書類として日本のパスポートを明示的に受け付けていることです。
外国人向け口座では、「EUのパスポートしかオンライン本人確認に使えない」といったケースもあるため、これはかなり分かりやすいメリットです。
bunq Freeなら月額0ユーロ
bunqには複数の料金プランがあります。
| プラン | 月額料金 | 向いている人 |
|---|---|---|
| bunq Free | €0 | まず無料で始めたい |
| bunq Core | €3.99 | 普段使いのメイン口座 |
| bunq Pro | €9.99 | 予算管理・複数口座なども使いたい |
| bunq Elite | €18.99 | 旅行・プレミアム機能も重視 |
とりあえず口座を持ちたいならbunq Freeから始めることができます。
物理カードを含め、日常生活のメイン口座として使いたい場合はbunq Core以上を比較するとよいでしょう。
bunqのメリット
- フランス居住者ならFR IBAN
- 日本のパスポートで本人確認可能
- アプリ中心で手続きできる
- 無料プランあり
- 英語でも利用しやすい
- 海外生活・旅行にも使いやすい
bunqのデメリット
- 店舗型銀行ではない
- 便利な機能を増やすと月額料金も上がる
- 住宅ローンなどフランスの伝統的銀行サービスを重視する人には大手銀行も候補
bunqがおすすめの人
- フランスに移住したばかり
- 日本のパスポートで簡単に本人確認したい
- FR IBANが欲しい
- フランス語の銀行窓口を避けたい
- スマホ中心で銀行を使いたい
2位:Revolut|無料・海外旅行・外貨ならかなり便利
次におすすめなのがRevolutです。
Revolutはヨーロッパを中心に広く使われているデジタル銀行・金融サービスで、フランスにも現地拠点を設けています。
現在、フランスで新規にRevolut口座を開設した場合は、FRから始まるフランスIBANが自動的に発行されます。
Standardプランは月額無料
Revolut Standardの月額料金は0ユーロです。
銀行振込やSEPA口座振替など基本的な銀行サービスに加え、複数通貨の管理や外貨両替にも強いのが特徴です。
フランスだけでなく、ヨーロッパ各国や日本との間を頻繁に移動する人には特に使いやすいでしょう。
フランス生活+海外旅行との相性がいい
Revolutの魅力は、「フランスの銀行口座」と「海外で使いやすいカード・外貨口座」をまとめやすいことです。
例えば、
- フランスで給与を受け取る
- 家賃・光熱費を支払う
- 日本円や米ドルなど複数通貨を管理する
- ヨーロッパ旅行でカードを使う
といった使い方をひとつのアプリでまとめやすくなっています。
Revolutのメリット
- Standardは月額0ユーロ
- 新規フランス顧客はFR IBAN
- 外貨管理に強い
- 海外旅行にも使いやすい
- アプリが使いやすい
- Apple Pay・Google Payなどに対応
Revolutのデメリット
- 実店舗で銀行員に相談するサービスではない
- 無料プランではATMや外貨両替などに上限がある
- フランスの住宅ローンなどを将来重視するなら伝統的銀行も検討したい

フランスだけでなく他の国にもよく行くなら、Revolutはかなり使いやすい選択肢です!
3位:BNP Paribas|フランスに長く住むなら王道
フランスに長期間住む予定なら、BNP Paribasも有力です。
BNP Paribasはフランスを代表する大手銀行のひとつで、オンライン銀行とは違い、フランス各地に店舗があります。
単に給与を受け取るだけではなく、将来的に貯蓄、投資、保険、住宅ローンなどをまとめて利用したい人に向いています。
フランス居住者ならオンライン口座開設も可能
BNP Paribasでは、フランスに居住している成人ならオンラインで口座開設を申し込むことができます。
本人確認には、パスポートや滞在許可証などの有効な身分証明書と、フランスの住所証明などが必要です。
口座開設方法によっては、別のSEPA圏内の銀行から初回送金を求められる場合もあります。
Visa Originなら所得条件なし
BNP Paribasのオンライン口座開設では、カードによって所得条件が異なります。
- Visa Origin:所得条件なし
- Visa Classic:一定の所得条件あり
- Visa Premier:より高い所得条件あり
そのため、フランスへ来たばかりでまだ収入条件を満たしにくい人なら、まずVisa Originを含むシンプルな構成から確認すると分かりやすいでしょう。
BNP Paribasのメリット
- フランスの大手銀行
- 店舗で相談できる
- 銀行口座以外の金融商品も豊富
- 長期的なメインバンクにしやすい
- 住宅購入などを考える人にも候補
BNP Paribasのデメリット
- オンライン銀行ほど無料ではない
- フランス住所などの必要書類が必要
- カードやパッケージによって料金体系がやや複雑
- 移住直後の手軽さではbunqやRevolutに劣る
BNP Paribasがおすすめの人
- フランスに長く住む予定
- 実店舗がある銀行がいい
- 将来住宅購入も考えている
- 貯蓄・投資・ローンなどもまとめたい
→ BNP Paribasの口座開設条件を公式サイトで確認する
N26もかなり有力!なぜ3選から外した?
N26も、日本人がフランスで使う銀行としてかなり有力です。
2023年以降、フランスでN26を新規開設する顧客にはFRから始まるフランスIBANが発行されています。
N26 Standardは月額0ユーロで、無料のバーチャルカードも利用できます。
そのため、bunqやRevolutと比較して選んでも全く問題ありません。
今回は、
- 日本パスポート対応が公式に分かりやすいbunq
- 外貨・旅行との相性が強いRevolut
- 店舗型大手銀行という別タイプのBNP Paribas
というタイプの違う3行を優先しました。
完全オンライン銀行だけで比較するなら、N26は間違いなく候補に入ります。
BoursoBankは安いけど、移住直後の日本人には少し面倒
フランス人向けの銀行比較で非常によく登場するのがBoursoBankです。
無料の銀行口座・カードがあり、フランス国内では非常に魅力的なオンライン銀行です。
ただし、日本人が最初の口座として作る場合は少し注意が必要です。
通常のオンライン申込ではEU・スイスの身分証明書などを前提としており、日本のパスポートしか持っていない場合や、まだフランスIBANを持っていない場合は、BoursoBankの営業窓口への確認が必要とされています。
つまり、一度フランス生活が落ち着いてから「コストの安い銀行へ乗り換える」という使い方には向いていますが、渡仏直後の最初の銀行としてはbunqやRevolutの方が分かりやすいでしょう。
パリ在住ならLCL Japan Deskもかなり魅力的
オンライン銀行ではなく、日本語で銀行員に相談したいという人にはLCLも選択肢です。
LCLはパリ中心部に「LCL PARIS LCL JAPAN DESK」を設けています。
LCL公式サイトでも、日本人顧客専用の支店として案内されています。
特に、
- パリに住む
- フランス語で銀行契約をするのが不安
- オンライン銀行より対面サポートがいい
- 銀行員に日本語で相談したい
という人なら、非常に有力です。

パリ在住で「日本語対応が最優先」という人なら、LCL Japan Deskは3選とは別枠でかなりおすすめです!
→ LCL Paris Japan Deskの公式情報を見る
結局どれを選べばいい?タイプ別にまとめると
| あなたの状況 | おすすめ |
|---|---|
| フランスに来たばかり | bunq |
| 日本パスポートでオンライン開設したい | bunq |
| 月額無料から始めたい | bunq / Revolut |
| 海外旅行・外貨もよく使う | Revolut |
| 無料のオンライン銀行が欲しい | Revolut / N26 |
| フランスに長く住む | BNP Paribas |
| 将来住宅を購入したい | BNP Paribas |
| 店舗で相談したい | BNP Paribas |
| パリで日本語サポートが欲しい | LCL Japan Desk |

「まず簡単な口座を1つ」ならbunq、「無料+海外利用」ならRevolut、「長期のメインバンク」ならBNP Paribasと考えると選びやすいです!
フランスの銀行口座を開くときに必要なもの
銀行によって異なりますが、フランスで銀行口座を開設するときは、一般的に以下の書類を求められます。
- 有効なパスポート・身分証明書
- フランスの住所
- 住所証明
- 滞在許可証など
- 税務上の居住国・納税者番号
- 場合によっては収入証明
- 場合によっては既存口座からの初回送金
店舗型銀行では、銀行支店や担当者によって追加書類を求められることもあります。
オンライン銀行の場合も、本人確認のためセルフィーや動画認証などが必要になることがあります。
銀行に口座開設を断られたら「Droit au compte」もある
フランスでは、銀行が必ず自分の口座開設を受け入れてくれるわけではありません。
ただし、フランスに合法的に居住していて銀行口座を持っていない場合などには、「Droit au compte(口座を持つ権利)」という制度があります。
銀行から口座開設を拒否された場合、一定の条件を満たせばBanque de Franceに申請し、口座を開設する銀行を指定してもらうことができます。
通常の銀行口座開設がどうしてもうまくいかない場合には、この制度も覚えておくと安心です。
よくある質問
日本人でもフランスの銀行口座を作れますか?
はい。日本人でもフランスで銀行口座を開設できます。
ただし、銀行によって必要な本人確認書類や居住条件が異なります。
bunqでは、日本のパスポートが本人確認書類として明示的に受け付けられています。
フランスの住所がなくても口座を作れますか?
銀行によります。
この記事で紹介したFR IBAN付きの居住者向け口座の多くは、フランスの住所・居住確認が前提です。
まだ渡仏前の場合は、各社の非居住者向け条件を個別に確認してください。
FR IBANがないとフランスで生活できませんか?
必ずしもFR IBANである必要はありません。
EU内のSEPA口座であれば、他国のIBANだからという理由だけで振込や口座振替を拒否する「IBAN discrimination」は認められていません。
ただし、日常生活の分かりやすさという意味では、フランス居住者ならFR IBANを持っておくと便利です。
フランスで無料の銀行口座はありますか?
あります。
bunq Free、Revolut Standard、N26 Standardなどは月額0ユーロから利用できます。
ただし、無料プランでは物理カード、ATM利用回数、外貨両替などに追加料金や制限があることがあります。
フランスではクレジットカードが必要ですか?
日本でいうクレジットカードとは少し事情が異なります。
フランスの日常生活では銀行口座に付属するデビットカード・決済カードが広く使われています。
まず銀行口座を準備し、その後必要に応じてクレジットカードや旅行向けカードを追加するとよいでしょう。
まとめ:フランスの銀行は「移住直後」「海外利用」「長期生活」で選ぶ
今回はフランスで利用できる主要銀行8行を比較し、日本人におすすめしやすい3つを選びました。
| 銀行 | 一言でいうと |
|---|---|
| bunq | 日本人がオンラインで始めやすい |
| Revolut | 無料・外貨・海外旅行に強い |
| BNP Paribas | 長期生活向けの王道大手銀行 |
これからフランスへ移住する日本人なら、まずはbunqをチェックすると分かりやすいでしょう。
日本のパスポートで本人確認でき、フランス居住者にはFR IBANが発行され、月額無料のプランから始めることができます。
一方、海外旅行や外貨取引をよくするならRevolut、フランスに何年も住んで住宅購入などまで考えるならBNP Paribasという選び方がおすすめです。

まずオンライン銀行で生活をスタートして、必要になったらフランスの大手銀行を追加するのも賢いやり方です!
この記事で確認した公式情報
- bunq France:Personal Banking
- bunq:French IBANs
- bunq:本人確認に利用できる書類
- Revolut France:Bank Account
- Revolut France:Standard Fees
- BNP Paribas:口座開設
- N26 France:Standard Account
- BoursoBank:口座開設必要書類
- LCL:Paris Japan Desk
- Service-Public.fr:Droit au compte
本記事は2026年10月6日時点の公開情報をもとに作成しています。銀行口座の料金、本人確認方法、対象者、カード、金利、キャンペーン等は変更される可能性があります。口座開設前には必ず各金融機関の公式サイトで最新条件をご確認ください。本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融・投資・税務上の助言ではありません。また、本記事には今後アフィリエイト広告を含む場合があります。

