フランスの健康保険はどうする?Feather・APRIL・Cignaと公的保険を解説

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フランスへ移住するときの健康保険は、最初に「どの保険会社が一番か」を決めるより、公的医療保険に入れるまでの期間をどう埋めるかで考えると簡単です。渡仏前から民間保険が必要な人には、英語で手続きできるFeather(フェザー)のNewcomer(ニューカマー)をまず確認します。

※制度・料金・サービス内容は2026年10月11日に確認しています。料金やキャンペーン、申込み条件は変わるため、契約前にリンク先の最新条件を確認してください。

先に結論|タイプ別のおすすめ

あなたの状況 まず確認するもの 料金の目安・考え方
ビジタービザ・非就労 Feather Newcomer 0〜64歳 月72€
公的医療保険への加入待ち Feather Newcomer 月72€、月単位で解約可
学生で一時保険が必要 Feather+学生向け公的保険登録 公的登録自体は無料
長期の国際医療保険 APRIL International 年齢・補償地域で見積もり
家族・高額補償 Cigna Global Gold等 見積もり制
フランス企業の会社員 勤務先の補完医療保険 会社が保険料の50%以上を負担

保険料は年齢・補償内容で変わります。上の金額は公式表示を基準にしています。

最初に知りたい保険の選び方

フランスの健康保険は「3段階」で考える

段階 役割 代表例
渡仏前〜公的保険加入まで ビザ要件・医療費の空白を埋める Feather Newcomer、APRIL、Cigna
公的医療保険 フランスの基本的な医療費払い戻し Assurance Maladie
補完医療保険 公的保険で残る自己負担を補う 勤務先のmutuelle、個人向け補完保険

この3つを混同すると、「公的医療保険に入るのに高い国際医療保険を1年契約してしまった」「逆に公的保険が始まる前に無保険期間ができた」という失敗が起きます。

渡仏前に保険証明が必要なら最初にFeather

ビジタービザ・非就労・公的医療保険への加入待ちなら、英語で申込みから保険証明取得まで進められます。

Featherの保険内容と料金を確認する →

民間保険を3社比較

一番おすすめしやすいのはFeather Newcomer

Featherのフランス向けNewcomerは、ビザ申請者、新規移住者、公的医療保険への加入待ち、ビザ更新などを想定した民間医療保険です。

公式ページでは、0〜64歳は月72ユーロ。65歳以上は年齢ごとの加入条件と見積もりを直接確認してください。医療事象ごとに25ユーロの自己負担があり、医療費の年間上限はビザ要件を上回る設計です。

Featherが渡仏直後に使いやすい理由

  • フランスのビザ・滞在許可向け保険証明に対応
  • 英語で申込み・管理できる
  • 加入後すぐ保険証明をダウンロードできる
  • 月払い
  • 月単位で解約できる
  • 公的医療保険へ移行するまでの「つなぎ」にしやすい

渡仏前の民間保険なら、まずFeatherを確認

特にビジタービザ、非就労、公的医療保険への加入待ちの人に分かりやすい候補です。補償開始日は原則としてフランス到着日に合わせます。

Featherのフランス向け保険を確認 →

Featherで必ず確認するデメリット

申込みが簡単でも、すべての医療を無条件で全額補償する保険ではありません。特に、既往症、通常の妊娠・出産、歯科、眼科、自己負担、治療内容ごとの限度を契約前に確認します。

「ビザに使える」ことと「自分が欲しい医療補償が全部ある」ことは別です。持病がある人、妊娠・出産を予定している人、長期的に私立医療を使いたい人はAPRILやCignaも見積もります。

APRIL International|長期滞在・国際補償を重視

APRIL International(エイプリル・インターナショナル)は、フランス系の国際医療保険会社です。フランスへの短期滞在、長期滞在、学生など複数の目的向け商品があります。

長期の国際医療保険ならAPRILも見積もる

フランスだけでなく複数国で長期の医療補償を持ちたい人は、Featherと同じ条件で見積もって比較します。

APRIL Internationalで見積もりを確認する →

FeatherのNewcomerが「渡仏直後から公的医療保険まで」をシンプルに埋めるのに向くのに対し、APRILは、フランス以外への移動を含めた長期補償、外来・入院の手厚さ、補償地域などを組み立てたい人に向きます。

APRILが向く人

  • 1年以上の国際医療保険を考えている
  • フランス以外にも頻繁に滞在する
  • 企業の海外赴任保険に近い手厚さが欲しい
  • 家族で補償を細かく設計したい

料金は年齢・補償地域・免責額・外来オプションなどで大きく変わるため、月額の「最低価格」ではなく見積もりで比較します。

Cigna Global|家族・高額補償・世界規模の医療

Cigna Global(シグナ・グローバル)の国際医療保険にはSilver(シルバー)、Gold(ゴールド)、Platinum(プラチナ)などがあります。公式案内では、年間補償上限はSilverが100万米ドル、Goldが200万米ドル、Platinumは総額上限なしとされています。

家族・高額補償ならCignaも比較

高い年間補償上限や国際的な医療ネットワークを重視する場合の比較候補です。

Cigna Globalのプランを見る →

Gold以上では妊娠・出産関連の補償を含む設計がありますが、待機期間・限度額など条件があります。すでに妊娠してから加入すればすぐ使える、という意味ではありません。

Cignaが向く人

  • 家族で海外を移動する
  • 私立医療を広く使いたい
  • 医療費が高い国への旅行・滞在も多い
  • 最低限のビザ保険ではなく、長期の国際保険を持ちたい

滞在資格別に必要な保険

フランス企業で働くなら、個人保険を買う前に会社へ確認

フランスの民間企業では、原則として従業員へ会社の補完医療保険を提供し、雇用主は保険料の少なくとも50%を負担します。

そのため現地採用・駐在でフランス企業の制度に入る人は、次の3点を人事へ確認してから個人保険を契約します。

  1. 公的医療保険への加入手続きはいつ始まるか
  2. 会社の補完医療保険は入社日から使えるか
  3. フランス到着日から入社日までの空白を誰がカバーするか

留学生は「公的医療保険の登録」が本線

外国人留学生は、専用サイトでフランスの公的医療保険へ登録します。Ameli(アメリ)は、学生資格を示すことで安定居住の3か月待機をせず登録できる仕組みを案内しています。

したがって、留学期間すべてを高額な民間保険でカバーする前に、学校と公的登録の開始日を確認します。民間保険は、ビザ条件、到着直後の空白、追加補償が必要な場合に使います。

働かない長期滞在者は「3か月」が重要

普遍的医療保障制度(protection universelle maladie、プロテクシオン・ユニヴェルセル・マラディ、通称Puma・ピュマ)は、フランスで働くか、安定・適法に居住する人の医療費をカバーする仕組みです。

Service-Publicは、就労している人は申請が認められれば即時加入、働いていない人は原則としてフランスで3か月待ってから権利が開くと説明しています。ビジタービザ・退職移住などでは、この期間を民間保険でどう埋めるかが重要です。

公的医療保険に入ったら「補完医療保険」へ考え方を変える

公的医療保険(Assurance Maladie、アシュランス・マラディ)に加入しても、医療費が常に100%無料になるわけではありません。公的保険で払い戻されない部分を補うのが補完医療保険(mutuelle、ミュチュエル)です。

公的保険加入後はFeatherの補完医療保険も比較

会社の補完医療保険がない人や、補償を上乗せしたい人は歯科・眼鏡・入院などの補償を見積もれます。

Featherの補完医療保険を確認する →

会社員はまず勤務先の補完保険を使います。自営業、非就労、退職者などで自分で選ぶ必要がある場合、個人向け補完保険を比較します。

申込み・乗り換えの注意点

保険を選ぶときのチェックリスト

確認項目 見るところ
ビザ対応 申請するビザに必要な保険証明を発行できるか
開始日 フランス到着日に合わせられるか
外来・入院 上限、自己負担、事前承認
処方薬 対象・自己負担
既往症 加入前の病気・症状の扱い
妊娠・出産 待機期間、上限、通常分娩
歯科・眼科 基本補償か追加オプションか
解約 公的保険加入後に月単位で止められるか
補償地域 フランスのみ、欧州、全世界

おすすめの使い方|渡仏から公的保険まで

  1. ビザ・滞在資格で必要な医療保険条件を確認
  2. 必要ならFeatherを第一候補に見積もる
  3. 長期・家族・高額補償ならAPRILとCignaも比較
  4. 補償開始日をフランス到着日に合わせる
  5. 到着後、公的医療保険の加入手続きを開始
  6. 公的保険の権利開始日を確認
  7. 空白が出ないよう民間保険を終了・変更
  8. 必要なら補完医療保険へ移行

補償対象外・見積もりを詳しく確認

Featherの月72€で「何が対象外か」を必ず見る

Newcomerはビザ申請や公的医療保険までのつなぎとして分かりやすい一方、加入前からある病気・症状・治療は補償対象外と案内されています。妊娠・通常分娩や定期的な治療がある人は、加入前に必ず約款を確認してください。

また、25€は診察1回ごとではなく、別個の医療事象ごとに差し引かれる自己負担です。たとえば同じ病気で再診しても毎回25€を払う仕組みではありません。Feather公式プランの補償表と免責事項で、薬・歯科・通院・入院の条件まで確認しましょう。

見積もりを取るときは同じ条件で比べる

比較項目 Feather Newcomer APRIL/Cigna
保険料 標準的なNewcomerは月72€の表示 年齢・地域・補償範囲による個別見積もり
公的医療保険加入後 月ごとに解約可能 契約の最低期間・解約条件を確認
既往症・妊娠 既往症は対象外。通常分娩など補償の範囲を確認 医的審査・待機期間・除外事項を比較
利用目的 移住直後とビザ証明 長期の国際補償・家族向けカスタマイズ

よくある質問

日本の海外旅行保険でもビザ用になりますか?

商品によります。単に海外医療費が付いているだけではなく、申請するビザが要求する期間・補償地域・医療・入院・本国送還等の条件を満たし、必要な証明を発行できるか確認してください。

公的医療保険に加入したらFeatherはすぐ解約していい?

公的保険の権利開始日を確認してから切り替えます。申請中でまだ権利が確定していない段階で解約すると無保険期間が生じる可能性があります。

Featherは家族割引がありますか?

Featherは家族一括ではなく、一人ずつ保険契約を設定します。年齢や補償ニーズによっては、家族内で別商品を選ぶ方法もあります。

会社員でもFeatherを使う意味はありますか?

到着日と入社日、公的保険・会社補完保険の開始日に空白があるなら候補になります。勤務先が到着日から別の海外保険を用意するなら、重ねて契約する必要はありません。

迷ったらFeatherから必要な保険を確認

渡仏前の医療保険から、公的保険加入後の補完保険まで英語で相談・手続きできます。

Featherでフランスの保険を確認する →

まとめ|民間保険は「いつまで必要か」で選ぶ

渡仏直後の保険なら、非就労・ビザ用・公的保険待ち → Feather、長期国際補償 → APRIL、家族・高額補償 → Cignaという分け方が分かりやすいです。

ただし会社員・留学生は、個人保険を長期契約する前に公的医療保険と勤務先・学校の制度を確認してください。最終的には公的医療保険・社会保障番号・健康保険証へ移行していきます。

この記事で確認した公式・参考情報