今回は、東南アジアの人気観光地・タイのチップ文化についてご紹介します。
タイではチップの習慣は「あるけれど、義務ではない」という、ちょっと独特なバランス。
現地でスムーズに対応できるよう、タイ語のフレーズ+カタカナ表記もご用意しています!
タイのチップ文化は「気持ちとして渡すもの」
タイでは欧米ほどチップの習慣は厳密ではありませんが、観光客向けサービスの場ではチップが期待されていることも多くあります。
金額は少額でよく、10〜50バーツ程度のチップでもしっかり喜ばれます。
- 「ありがとう」の気持ちを伝えるために渡す
- 義務ではないが、ホテル・レストラン・スパではよく見られる習慣
- 現地の物価に合わせて、高額でなくても大丈夫
一言でいえば、好意的なチップ文化。渡せば感謝され、渡さなくても非難されることはありません。
タイでチップを渡すシーン
レストラン・カフェ
- 高級レストランでは会計の5〜10%が目安
- 小さな屋台やローカル食堂では不要だが、数バーツの端数を渡す人も多い
- ホテル内レストランでは特にチップの意識が高め
タイでは請求書に「Service Charge(サービス料)」が含まれている場合もあります。すでに含まれていれば追加チップは不要ですが、含まれていない場合は気持ち程度でOKです。
ホテル
- ポーター:荷物1個につき20〜50バーツ
- ハウスキーピング:1泊ごとに20〜50バーツ
- コンシェルジュ:特別対応があれば100バーツ程度
枕元に20バーツ札を置いておくのが定番スタイル。現金(紙幣)でのチップが基本です。
スパ・マッサージ・美容院
- 施術料金の5〜10%が目安(50〜100バーツ程度)
- 直接手渡しすると、しっかりとお礼を言ってもらえる
とくに個人経営のスパやマッサージ店では、チップがスタッフの収入に直結することもあるので、満足したらぜひ渡しましょう。
タクシー・トゥクトゥク
- メーター制タクシーではお釣りをそのまま渡すのがスマート
- 例:92バーツなら100バーツ渡して「お釣りはいいよ」と言うのが一般的
アプリ配車(Grabなど)では、アプリ内でチップを追加する機能もあります。
タイでチップが不要なシーン
以下のような場所では、基本的にチップは必要ありません。
- フードコートや屋台
- コンビニ、スーパー
- バス、電車、BTS(スカイトレイン)など公共交通
ただし、親切にしてくれたスタッフに少額を渡すと喜ばれる場面もあります。
タイ語でチップを渡すときの一言
タイ語は笑顔と一緒に使うと、とてもフレンドリーに伝わります。以下の表現を覚えておけば、チップを渡すときも気持ちよくやり取りできます。
- ขอบคุณครับ/ค่ะ(コープクン・クラップ/カー)
意味:ありがとう
→ 男性が言う場合は「クラップ」、女性は「カー」 - เก็บไว้เลยครับ/ค่ะ(ゲップ・ワイ・ルーイ・クラップ/カー)
意味:お釣りは取っておいてください - ทอนเท่านี้ก็พอครับ/ค่ะ(トーン・タオニー・ゴー・ポー・クラップ/カー)
意味:このくらいで結構です(=チップ含んで渡します) - สำหรับคุณ(サムラップ・クン)
意味:あなたのために(=チップです、のような意味)
タイ人はフレンドリーなので、完璧な発音でなくても笑顔と一緒に伝われば十分です!
タイはまだ現金文化が主流。でもキャッシュレスも拡大中
タイでは現金文化
タイでは今も現金払いが主流ですが、都市部や観光地ではカード払い・QR決済も急速に増えています。
- レストラン、ホテル、ショッピングモールではカードOK
- ローカルの屋台や市場では現金のみが多い
- Grabなどアプリ配車はキャッシュレス対応
チップは現金で直接渡すスタイルが基本なので、20バーツ札を数枚持っておくと便利です。
タイでの買い物・現金引き出しで一番お得なのはWiseデビットカード!
Wiseカードを使えば、為替手数料が安く、円安時でも有利に支払いができます。

Wiseデビットカード vs 日本のクレジットカード
まずは、日本のクレジットカードとWiseデビットカードの主な違いを比較してみましょう。
項目 | Wiseデビットカード | 日本のクレジットカード |
---|---|---|
為替レート | 実際の市場レートで交換 | カード会社の為替レート(割高) |
為替手数料 | 0.35%(業界最安値) | 1.5〜3%(カード会社によって異なる) |
海外ATM引き出し手数料 | ATM手数料のみ(最大2回/月無料) | 引き出し手数料高め |
年会費 | 無料 | 年会費あり(カードによる) |
利用限度額 | 利用可能残高に基づく | クレジット枠あり |
Wiseデビットカードの魅力
- 実際の市場レートでの為替交換
Wiseデビットカードは、世界の市場レートに基づいて為替交換を行うため、クレジットカードの為替レートよりも有利です。日本のクレジットカードでは、カード会社独自の為替レートが適用されるため、実際の市場レートよりも不利な場合が多いです。 - 低い手数料で、海外ATMもお得に引き出せる
Wiseデビットカードでは、海外ATM引き出し時の手数料が低く、さらに月に最大2回まで無料です。一方、日本のクレジットカードでは、ATM引き出しに高い手数料がかかることが多く、余計なコストが発生してしまいます。 - 年会費無料、便利なカード管理
Wiseデビットカードは、年会費無料で提供されており、クレジットカードのように年会費を支払う必要はありません。また、Wiseアプリを使ってカードの管理が簡単にでき、残高の確認や取引履歴もすぐにチェックできます。 - 信頼性の高いサービス
Wiseは世界中で信頼されている送金サービスであり、その安全性や利便性は多くのユーザーから高く評価されています。日本でも、海外送金や支払いに利用している人が増えており、その信頼性は折り紙付きです。

Wiseカードで両替いらず&チップもスムーズに
現地通貨・バーツの現金が必要になることもあるタイ旅行。そんなときに便利なのが、Wiseのデビットカードです!
- アプリ上で日本円からバーツに事前両替が可能
- 現地ATMから無料枠内で直接引き出せる(クレカより手数料が安い)
- タクシーやレストランでは、カード決済でまとめてチップ込みの支払いもできる
「現地での両替が面倒」「レートが悪い」などの不安も、Wiseがあれば解決です。
チップ用の現金も少額ずつATMで引き出せるので安心ですよ。
まとめ:タイのチップは「気持ちが伝わればOK」
- チップは「習慣として存在するが義務ではない」
- レストランやホテル、スパでは少額でも渡すと好印象
- タイ語の「コープクン・クラップ/カー(ありがとう)」で感謝を伝えよう
- チップは基本現金(紙幣)で直接渡す
- Wiseカードを使えば、必要な分だけスマートに両替&支払いが可能
タイでは、**形式よりも「笑顔と心づかい」**が何よりも大切です。
ぜひ、自然なタイらしさを楽しみながら、気持ちのいいチップ対応をしてみてくださいね!

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