ポルトガルのレストランに入って席につくと、メニューを頼む前に「パンの盛り合わせ」や「オリーブの小鉢」が運ばれてくることがあります。
はじめてポルトガルに行く方は、「これって、勝手に食べていいの?」って思いますよね。
これは実は、「パン代」などとしてお会計に含まれています。
今回は、ポルトガルのレストランでの習慣について、日本であまり知られていないことをシェアさせていただきます!

日本とは違う部分もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね!
パンやオリーブ、これって無料?有料?
ポルトガルでは、パンやオリーブ、時にはチーズなどが食事の前に自動的に出てくることがあります。
しかし、これらは無料ではなく、ほとんどの場合は料金が加算されることが一般的です。
料金は、パンやオリーブが出されるタイミングで確認できることが多いですが、場合によってはメニューやレシートに記載がないこともあります。
パンと一緒にオリーブオイルが出されることがよくありますが、これらが含まれている料金には「カバーチャージ」が含まれていることが多いです。
料金はお店によって異なりますが、1〜2ユーロ程度が一般的です。
断ることはできる?
ポルトガルでも、パンやオリーブが出てきた場合にそれを断ることは可能です。
「No quiero pan.(パンはいりません)」や「Não quero azeite.(オリーブオイルはいりません)」といった簡単な言葉で断ることができます。
ただし、パンやオリーブの代金を支払いたくない場合でも、カバーチャージ(席料)は請求されることがほとんどです。
食後のデザートやお酒はどう?
ポルトガルでは、食後に無料のデザートやリキュールが提供されることもあります。
特に、食後に「リキュール(ポルトワインなど)」や「コーヒー」が無料で出されることがよくあります。
これは、ポルトガルならではの「おもてなし」の文化であり、特に地元のレストランではよく見られます。
おかわりはできるか?
ポルトガルでは、パンやオリーブのおかわりは有料であることが多いです。
最初に出された量で十分に足りることが多いですが、おかわりが欲しい場合は、店員に確認することができます。
「Can I have more bread?(パンをもっともらえますか?)」などと尋ねると、おかわりが可能かどうかがわかります。
おかわりを頼むと、追加料金が発生する場合が多いので、その点を念頭に置いておきましょう。
ポルトガルのレストランで他にも注意しておきたいこと
- チップは10%程度が目安ですが、必須ではありません
- お昼は13時〜15時、ディナーは20時〜22時が一般的
- メニューにない「本日のおすすめ」を店員が説明してくれることが多い
- 現金の方が便利な場合もありますが、カード払いができるお店も多い
まとめ:ポルトガルでは「勝手に出てくるもの」が無料とは限らない!
ポルトガルのレストランでは、パンやオリーブ、時にはチーズが自動的に出されることがあるが、これらは有料であることがほとんどです。
また、おかわりをお願いすると追加料金が発生することが多いので、その点を確認しておくと安心です。
食後のデザートやリキュールは無料で提供されることが多いので、その点ではお得感があると言えます。

ポルトガルのレストランの「おもてなし文化」を楽しみましょう!
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