今回は香港でのチップ文化について詳しくご紹介します。
香港はアジアでは珍しく、西洋的なチップ文化がある地域です。
とはいえ、「絶対に必要」ではなく、“気持ち”としてスマートに渡すのが香港流。
また、都市として非常に国際化されているため、日本人旅行者にも理解しやすい仕組みになっています。
香港旅行でお得に買い物をする方法や、便利な広東語(香港の主要言語)+カタカナ発音のフレーズもあわせて紹介します!
香港はアジアでも珍しく「チップがある」地域。でも柔軟でOK
中国本土や台湾と違い、香港は長年のイギリス統治の影響を受けてチップ文化があります。
とはいえ、アメリカのようにガチガチではなく、金額も控えめでOK。
旅行者として知っておきたいのは、
- レストランでは基本10%のサービス料込み
- それ以外のサービスに対して軽い心づけを渡すのがマナー
あまりに細かく気にしすぎる必要はありませんが、“ありがとうの気持ち”を表す文化があることは覚えておきましょう。
香港でチップを渡すシーン
ホテル
- ポーター:荷物1個につき10〜20香港ドル(HKD)
- ハウスキーピング:1泊あたり10〜30HKDを枕元に置く人も
- コンシェルジュに特別な予約・手配をしてもらったら50HKD前後の謝礼
基本的に、西洋式のホテルではチップを渡すのが自然。
ローカル系のビジネスホテルでは不要な場合もあります。
レストラン
- 多くの店舗で10%のサービス料が会計に含まれているので、チップ不要
- ただし、特別に良いサービスを受けた時には10〜20HKD程度を現金でテーブルに置いていくと好印象
- 地元の茶餐廳(チャーチャンテン)などではチップ不要が一般的
レシートに「10% Service Charge」と書いてあるかを確認しましょう。
タクシー
- 基本的にお釣りをチップ代わりに渡すのが通例
- 例:メーターが92HKD→100HKD札で支払い→「お釣りはいいよ」でOK
地元の人もこのスタイルが多いです。多額のチップは不要です。
スパ・マッサージ
- 高級スパでは施術後に10〜50HKD程度を直接手渡しするのが自然
- ローカルマッサージでは不要のことも多いが、満足度に応じて渡すと喜ばれる
香港でチップが不要なシーン
以下の場所ではチップは不要です。
- 屋台・コンビニ・スーパー
- バス・MTR(地下鉄)・トラムなど公共交通機関
- 美容室やカフェ(サービス料が含まれている場合が多い)
- ローカル食堂やセルフ式店舗
「渡したら失礼」ということはありませんが、あえて渡す必要もありません。
香港でチップを使う時に使える広東語(+カタカナ発音)
香港では英語も通じますが、広東語で一言感謝を伝えると、とても好印象です!
- 唔該(ンゴイ)
意味:ありがとう(軽い感謝・英語の”Thanks”)
※とてもよく使われます! - 多謝(トージェー)
意味:丁寧なありがとう(フォーマル寄り) - 唔使找(ンム サイ ジャウ)
意味:お釣りはけっこうです(タクシーなどで) - 呢啲係俾你嘅(ニー ディ ハイ ベイ ネイ ゲー)
意味:これはあなたにあげます(チップを渡す時)
発音が難しくても、笑顔で伝えれば通じることが多いですよ!
香港でお得に買い物・チップ支払いをするには?
香港はキャッシュレスも現金も両方OK。少額紙幣を忘れずに
- クレジットカード決済はほとんどの場所で利用可能(Visa/Master/Amex)
- 地元では「Octopusカード(八達通)」も広く使われている
- ただし、チップは基本的に現金で渡すので、10〜50HKDの紙幣を用意しておくと便利
香港では、Wiseデビットカードが一番お得!
香港では、カード社会が進んでおり、ほとんどの店やレストラン、タクシーでカード決済が可能です。
Wiseカードを使えば、為替手数料が安く、円安時でも有利に支払いができます。

Wiseデビットカードの魅力:日本のクレジットカードとの違い
海外旅行中に便利な支払い方法として、Wiseデビットカードは非常に注目されています。特に、日本のクレジットカードと比べると、為替手数料やATM引き出し手数料の面で大きな利点があります。以下の表で、両者の違いを比較してみましょう。
項目 | Wiseデビットカード | 日本のクレジットカード |
---|---|---|
為替レート | 市場レートに基づく | カード会社の為替レート(割高) |
為替手数料 | 0.35%(業界最安値) | 1.5〜3%(高め) |
海外ATM引き出し手数料 | 月2回無料 | 高額な手数料 |
年会費 | 無料 | 年会費がかかることが多い |
利用枠 | 利用残高に応じた金額 | クレジット枠が設定されている |
Wiseデビットカードを選ぶ理由
- 市場レートを反映した為替交換
Wiseデビットカードでは、市場レートに基づいた為替交換が適用されるため、日本のクレジットカードよりも有利です。クレジットカードの場合、独自の為替レートを使っているため、不利なレートが適用されることが多く、旅行中に余計な費用をかける原因になります。 - ATM手数料が格段に低い
Wiseデビットカードは、海外ATM引き出しの手数料が安く、月2回まで無料で現地通貨を引き出せます。日本のクレジットカードでは、引き出し時の手数料が高額になりがちで、余計な費用がかかります。 - 年会費が無料で使いやすい
Wiseデビットカードは、年会費が無料で、追加のコストがかかる心配がありません。日本のクレジットカードでは、年会費が発生するカードが多いため、長期間使い続けるとその費用が積み重なります。 - 安心・信頼のグローバルサービス
Wiseは世界的に信頼されている送金サービスを提供しており、安全性と利便性が広く評価されています。これにより、旅行先でも安心して支払いができ、トラブルを避けることができます。
このように、Wiseデビットカードは、海外旅行の際に非常にお得で便利な選択肢です。為替手数料やATM引き出し手数料を抑え、無駄なコストを削減することができます。

まとめ:香港は“軽めのチップ文化”を意識しておけばOK!
- 香港ではチップ文化があるが、少額でOK&無理に渡す必要なし
- ホテル・マッサージ・タクシーなどでは自然な形で感謝を伝えるのが◎
- レストランはサービス料込みかどうかを確認
- 広東語で「唔該(ンゴイ)」を言うだけでも好印象
- Wiseカードがあればお得に現地通貨を準備&支払いもスムーズ

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