ニューヨークシティマラソンは、世界中のランナーの憧れの大会の1つですよね。
でも、いざ参加しようと思うと気になるのが、「費用」と「手配の方法」。
「ツアーにするのが安心だけど、費用が高すぎる・・・」と思う人も多いのではないでしょうか?
でも、実は、うまく自分で手配すれば、ニューヨークシティマラソンにお得に参加できるんです!
今回は、ツアーと個人手配の違い、節約テクニックをわかりやすくお伝えします!
- ニューヨークシティマラソン2025の開催時期や特徴、参加資格などの基礎情報
- ツアーと個人手配の違い、それぞれに向いている人
- 個人手配で節約できる具体的な項目と金額感
- 航空券やホテル、eSIM、保険などのおすすめサービス
- どこに泊まるべきかが明確になるホテルリスト付き
- 必ずかかる費用とその対策方法

大人気ニューヨークでの開催なので、趣味のマラソンと家族旅行をおこなうのにぴったりな大会!
ニューヨークシティマラソン2025の基礎情報
ニューヨークシティマラソンの開催日・開催地・アクセス・気候など
まずは基本的な情報から確認しておきましょう。開催地はもちろんアメリカ・ニューヨーク。時期は秋、紅葉が美しい季節です。観光も楽しめるタイミングなので、家族旅行を兼ねて参加する人も多いんですよ!
- 開催日(予定):2025年11月2日(日)
- 開催地:アメリカ・ニューヨーク市
- スタート地点:スタテンアイランド
- ゴール地点:セントラルパーク(マンハッタン)
- 日本からの所要時間:直行便で約13時間(成田・羽田→JFK空港など)
- 時差:-14時間(サマータイム中は-13時間)
- 平均気温(11月上旬):8〜15度(朝晩は冷え込みあり)
- 観光の魅力:メトロポリタン美術館、ブロードウェイ、セントラルパーク、自由の女神など
秋のニューヨークは空気が澄んでいてとても気持ちいい時期。ランだけじゃなく、滞在そのものが思い出になります!
ニューヨークシティマラソンの特徴:エントリー情報・参加条件・倍率など
ニューヨークシティマラソンは世界でも有数の人気マラソン大会。抽選制のため、すべての人がすぐに出場できるわけではありませんが、日本人ランナーにも門戸は開かれています。
- 参加資格:18歳以上
- 参加方法:抽選、タイム資格保持者、チャリティ枠、ツアー枠
- エントリー期間:例年1月中旬〜2月頃(抽選登録)
- 抽選結果発表:例年3月ごろ
- 参加費(参考・一般枠):
- 海外ランナー:約358ドル(約5万5千円)
- 制限時間:8時間半(非常に余裕あり)
- 応募倍率:高い(抽選当選率は20〜30%程度と言われる)
- チャリティ枠や公式ツアーなら確実に出場可能
大会公式サイト(TCS New York City Marathon)
エントリー情報、コースマップ、FAQなどを確認可能
https://www.nyrr.org/tcsnycmarathon
エントリー情報(Entry Methods)
抽選、ツアー、チャリティなどの出場方法を詳しく解説
https://www.nyrr.org/tcsnycmarathon/runners/entry-methods
コースマップ(Course Info)
スタートからゴールまでのルート、給水所、応援スポットなど
https://www.nyrr.org/tcsnycmarathon/course
ニューヨークシティマラソンの出場権をツアーやチャリティ経由で確実に確保する方法
ニューヨークシティマラソンは世界中から応募が殺到するため、一般抽選に外れてしまうことも珍しくありません。
でも、諦めるのはまだ早いです!実は、以下のような方法でも確実に出場枠を確保できます。
公式ツアー会社を通じて参加する
日本からの参加者にとって一番現実的なのが、「公認ツアー会社」を利用する方法です。たとえば、HISなどが毎年マラソンツアーを企画しており、航空券・ホテル・現地サポートに加えて、マラソンの出場枠が確保されています。
【メリット】
- 抽選なしで出場可能
- 渡航・宿泊・エントリーがセットなので手続きが楽
- 現地でのサポート付きで初心者も安心
【デメリット】
- 全体的に費用が高くなりがち(40〜60万円前後が目安)
チャリティ枠を通じて参加する
もう一つの方法が、指定されたチャリティ団体の「チャリティランナー」として参加する方法です。一定額(約2,000〜5,000ドル程度)を寄付することで、確実に出場枠を得ることができます。
【メリット】
- 応募の倍率に関係なくエントリー可能
- 社会貢献にもなるため、参加の意味がより深くなる
【デメリット】
- 高額な寄付が必要(換算すると日本円で30〜75万円程度)
- 寄付金の支払い期限や条件などをよく確認する必要あり
抽選で当たらなかった場合も、ツアーやチャリティ経由で出場枠を確保できます。
どうしても走りたい人は、このルートを活用してみてください!
ニューヨークシティマラソン2025の難易度とおすすめの対象者
コースは全体的にアップダウンがあり、特に五つの橋を渡る場面で脚にきます。ただし、応援の熱気がすごいので、精神的にはかなり支えられます!
こんな人におすすめです:
- 初マラソンでも「一生の思い出になる大会」を走りたい人
- 世界的な都市で観光も楽しみたい人
- 英語に少し自信がある or 海外旅行に慣れたい人
- 体力には自信がある中上級者(橋のアップダウンがあるため)
- 海外マラソンに挑戦してみたいけど、サポートが多い大会がいい人
もちろん初心者でも完走可能!制限時間が長く、リタイアする人はあまり多くないので安心してください。
ニューヨークシティマラソンのへの参加方法を比較する
ニューヨークシティマラソンのツアーと個人手配の比較
まず、HISなどのツアーと、自分で航空券や宿を予約する「個人手配」の違いをわかりやすく整理してみましょう。
項目 | ツアー参加 | 個人手配 |
---|---|---|
費用感 | 約55〜80万円 | 約35〜50万円 |
エントリー枠の確保 | 確実に出場できる(ツアー枠) | 抽選 or チャリティ or 高額エントリー枠 |
サポート | 現地サポートあり、日本語対応多め | すべて自己手配、英語も必要 |
宿泊 | 大会公式ホテルが多い(送迎あり) | 選択肢が多く、安い宿も可能 |
向いている人 | 海外旅行に慣れていない人、確実に出たい人 | 費用を抑えたい人、旅行慣れしている人 |
ニューヨークシティマラソンをツアー・パックで参加するメリット・デメリット
メリット
- 飛行機・ホテル・マラソン申込がセットで簡単
- 日本語サポートありで、英語が不安でも安心
- 現地でのトラブル時も対応してくれる
- ランナー向けの特典(サプリや朝食など)付きのことも
デメリット
- 全体の費用が高くなりがち(特にニューヨークは物価が高め)
- ホテルやフライトの自由度が少ない
- 人によっては「添乗員の時間割に縛られる」のがストレスに感じることも
ツアーは、「とにかく楽に安全に参加したい!」という方にピッタリです。
特に初めて海外に行く方や、英語が全くできないという方は、安心感が大きなメリットになります。
ツアーを選ぶ場合は、ニューヨークシティマラソンの場合はHISを使うのが絶対おすすめですよ!
HISはこれまでのニューヨークシティマラソンでも多くの日本人ランナーをサポートしてきた実績があります。
(逆に、あまり名前を聞いたことがないツアー会社を使う際は要注意!しっかりと評判を確認しましょう)
それぞれ、マラソンの手続きの代行だけでなく、多くのサービス(中間地点での専用休憩所、コーチによるサポート、事前の練習会など)を提供していますので、ぜひ両方チェックしてみてくださいね!

HISのツアーは、内容がとても充実しているので、余裕がある人、確実に出場権を獲得したい方はこちらを選びましょう!自分へのご褒美にもぴったり。
節約したい人は個人手配が断然おすすめ!
正直、少し英語に抵抗がない人や、ある程度旅慣れている人であれば、個人手配は全然アリどころか、かなりおすすめです!
たとえば、具体的には以下の費用までおさえることができます。
- 航空券(Skyscannerで最安検索):往復約11万円
- ホテル(Booking.comで市街地3泊):3泊で約6万円
- マラソン参加費:約3万円(早割)
- ESTA申請:約3000円
- eSIM(5日プラン):約2000円
合計:約21万円程度で済みました
「自由度」「費用」「体験の充実度」を求める人には、個人手配がぴったり!

どこで手配すればいいか、どうやって安く済ませるかも詳しく解説していきますね。
ニューヨークシティマラソンを個人手配で節約する方法
ツアーと比較したときの節約額まとめ
まずは、ツアーと比べてどれくらい節約できるのかを、各項目ごとに比較してみましょう。
項目 | ツアー利用 | 個人手配(目安) | 節約額の目安 |
---|---|---|---|
航空券(往復) | 約25万円 | 約15〜18万円 | 約7〜10万円 |
ホテル(4泊) | 約20万円(大会公式) | 約10〜15万円 | 約5〜10万円 |
旅行保険 | 約1万円(ツアー込み) | 約3000〜5000円 | 約5000円 |
通信費(Wi-Fi) | 約8000円(レンタル) | 約2000円(eSIM) | 約6000円 |
合計節約額 | 約66万円 | 約38万円前後 | 約25〜30万円も節約可 |

特に航空券とホテルは、どのサイトを使って予約するか、いつ予約するかで大きな差が出るので注意が必要です。
節約に役立つおすすめサイトとコツ
航空券は、Expedia(エクスペディア)、Skyscanner(スカイスキャナー)がおすすめ
お得な航空券を買うには、複数のサイトで比較するのがとくに大事!
中でも、Expedia(エクスペディア)、Skyscanner(スカイスキャナー)の2つで調べてみて、お得な方で航空券を購入すればOK!
- Expedia(エクスペディア)
- https://www.skyscanner.jp/
- 特徴:複数の航空会社を一括検索。最安値がすぐ見つかる。
- お得なチケットを見つけるコツ:
- ホテルの宿泊もあわせることで割引あり
- 10月中旬までに予約すると安い傾向(11月以降は高騰)
- 平日出発・現地土曜着が狙い目
- 経由便でも良ければさらに安くなる(乗り換え時間は余裕を持って)
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- https://www.skyscanner.jp/
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- お得なチケットを見つけるコツ:
- 10月中旬までに予約すると安い傾向(11月以降は高騰)
- 平日出発・現地土曜着が狙い目
- 経由便でも良ければさらに安くなる(乗り換え時間は余裕を持って)
ホテルはBooking.com、Agoda、airbnbがおすすめ
- おすすめホテル検索サイト
- Booking.com
- https://www.booking.com/
- ホテルの予約に便利で、ニューヨークの宿泊施設も多く取り扱っています。
- Agoda(アゴダ)
- https://www.agoda.com/
- 世界中のホテルを予約できるサイトで、特にアジア圏での人気があります。
- Airbnb
- https://www.airbnb.jp/
- ニューヨークや他の地域での個性豊かな宿泊施設を提供しており、マラソン参加のための滞在先としてもおすすめです。
- Booking.com
節約のコツ
- セントラルパーク周辺は高いので、地下鉄でアクセスしやすい郊外も狙い目
- 口コミ評価8.0以上で検索すると失敗が少ない
ニューヨークシティマラソンのゴール地点であるセントラルパークからの距離を基準に、評価8.0以上のホテルを厳選しました。
ホテル名 | 場所 | 料金帯(1泊) | 特徴 | セントラルパークまでの距離 |
---|---|---|---|---|
The Manhattan Club | ミッドタウン | 約40,000円 | 高級レジデンス風、キッチン付き | 約0.5km(徒歩約6分) |
Hotel Beacon | アッパーウェスト | 約35,000円 | 静かで落ち着いた雰囲気、地下鉄至近 | 約0.8km(徒歩約10分) |
Pod Times Square | ミッドタウン | 約25,000円 | コンパクトで機能的、コスパ高い | 約1.5km(徒歩約18分) |
Arlo Midtown | ヘルズキッチン | 約30,000円 | おしゃれで清潔、立地◎ | 約1.3km(徒歩約16分) |
HI NYC Hostel | アッパーウェスト | 約10,000円 | 格安、バックパッカー向け | 約1.0km(徒歩約12分) |
The Lucerne Hotel | アッパーウェスト | 約28,000円 | クラシックな雰囲気、評判良し | 約0.6km(徒歩約7分) |
citizenM Times Square | ミッドタウン | 約32,000円 | 近未来的でユニーク、若者に人気 | 約0.7km(徒歩約9分) |
The Wallace Hotel | アッパーウェスト | 約40,000円 | 新しく静かな高評価ホテル | 約1.2km(徒歩約14分) |
※料金は時期や予約状況により変動します。最新の価格は各リンク先でご確認ください。

ニューヨークは宿泊費が世界でもトップクラスに高いので、これぐらい出費は必要になってきます。
通信手段:eSIM
現地でのインターネットは、日本で使っている携帯電話の海外プランを使うのが簡単。ただし、やや割高です。
代わりに、多くの人が使っているのはポケットWiFiで、「イモトのWiFi」などが有名。でもこちらも割高。
WiFiの機械はかさばるので、eSIMを使うのが格安で便利。
最近のコスパ最強のeSIMは、間違いなくAiraloです。
Airaloなど
- https://www.airalo.com/
- 特徴:日本出発前にインストールしておけば、現地到着後すぐにネットが使える
- コツ:
- 5日プランで約2000円。ポケットWiFiよりも軽くて楽!
節約できない費用(必ずかかるもの)
どんなに節約しても、以下の費用はどうしても必要になります。
- 参加費:約358ドル(約5万5千円)
- ESTA(電子渡航認証):21ドル(約3,200円)
- 飲食・現地交通費:個人差あり(最低でも1日3000円程度)
とはいえ、それ以外のところを抑えることで、トータルでは大きな差が出ます!
まとめ:ニューヨークシティマラソン、早めの準備が「お得」への近道!
この記事では、そんなニューヨークシティマラソンの概要から、ツアーと個人手配の違い、さらに個人手配で費用を抑える具体的な方法まで紹介してきました。
最後に、この記事のポイントをもう一度整理しておきましょう。
少しでも「走ってみたいな」と思った方は、今がスタートのタイミングです。
早く動けば動くほど、費用も抑えられるし、いいホテルも取りやすいですよ。
ぜひ、自分の人生に残るチャレンジとして、ニューヨークシティマラソンを選んでみてください!

憧れのニューヨークシティマラソン、今年こそはぜひ実現させてくださいね!
- ニューヨークシティマラソンは、毎年11月上旬に開催される世界的なマラソンイベント
- 参加資格は抽選または提携ツアーなどで得られるが、初心者でも十分挑戦できるレベル
- ツアーは楽だが高額、節約したい人は個人手配がおすすめ
- 個人手配なら航空券やホテル、eSIMなどを自分で選べるため、3〜6万円以上節約可能なケースも
- 航空券は早めに予約、ホテルはセントラルパーク周辺で評価の高い場所を狙うのが理想
- eSIMや旅行保険もオンラインで準備することで安心・安全に旅ができる
- 参加費やESTAなど、節約できない出費もあるので予算計画はしっかりと
- 早めの準備が成功のカギ!今から計画を立てれば、万全な状態で本番を迎えられる
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