フランスのレストランでパンやオリーブが勝手に出てきた…これって無料?有料?

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フランスのレストランに入って席につくと、メニューを頼む前に「パンの盛り合わせ」や「オリーブの小鉢」が運ばれてくることがあります。

はじめてフランスに行く方は、「これって、勝手に食べていいの?」って思いますよね。

結論!フランスではレストランで出てくるパンは基本的には「無料サービス」です。

今回は、フランスのレストランでの習慣について、日本であまり知られていないことをシェアさせていただきます!

日本とは違う部分もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね!

パンやオリーブ、これって無料?有料?

フランスでは、レストランでパンが無料で提供されるのが一般的です。

特にビストロやブラッスリーなどの日常的なお店では、パンは料理の一部として扱われ、バゲットが自動的に運ばれてきます。これは追加料金なしで楽しめるのが普通です。

ただし、例外も。高級レストランや観光客向けのエリアでは、テーブルに出されたオリーブやパンが有料となっている場合もあります。

特にパンにバターやチーズが添えられている場合は、メニューに価格が明記されていることもあります。

オリーブについてはやや曖昧で、地域差や店のスタイルによります。

南仏などでは食前にオリーブやタプナード(オリーブペースト)を出してくれることがあり、これは無料の場合もあれば、有料であることもあります。

おかわりはできるか?

パンのおかわりは、一般的には無料です。

食事中にパンを食べ切ってしまった場合、店員にお願いすれば、ふたたびパンかごを持ってきてくれることが多いです。

ただし、食べ過ぎると料理の邪魔になることや、パンが有料に設定されている店ではおかわり分に料金が加算されることもあります。

念のため、「Encore du pain, s’il vous plaît ?(アンコール・デュ・パン、シル・ヴ・プレ?)」=「パンのおかわりをいただけますか?」と聞いて、対応と表情を見れば料金が発生しそうかが判断できます。

断ることはできる?

パンやオリーブが不要であれば、遠慮なく断ることができます。

  • 「Je ne veux pas de pain.(ジュ・ヌ・ヴ・パ・ド・パン)」=「パンはいりません」
  • 「Je ne veux pas d’olives.(ジュ・ヌ・ヴ・パ・ド・オリーヴ)」=「オリーブはいりません」


と伝えると、店員もきちんと理解してくれます。

ただし、店によっては「パン込み」でメニューが設計されていることもあるため、断っても割引になるとは限りません。

食後のデザートやお酒はどう?

レストランのランクや場所によっては、食後に無料のリキュール(食後酒)が提供されることがあります。

地方の家族経営のレストランなどでは、コニャックやリモンチェッロ(イタリア風も混在)、またはシャルトリューズのような地元のリキュールが一杯だけサービスされる場合もあります。

これは常に出てくるものではないため、出されたらラッキー程度に捉えておくとよいでしょう。

フランスのレストランで他にも注意しておきたいこと

  • 食事の時間帯は昼が12時〜14時、夜は19時〜22時が一般的。15〜18時ごろは営業していない店が多い。
  • チップは原則不要。請求書に「Service compris(セルヴィス・コンプリ:サービス料込み)」と書かれている場合がほとんど。
  • 英語メニューは観光地では用意されているが、地方やローカル店ではフランス語オンリーも多い。
  • メニューに「Plat du jour(プラ・デュ・ジュール)」=本日のおすすめがある場合、お得なセットになることが多い。
  • 「カフェ(Café)」と頼むとエスプレッソが出てくる。アメリカンコーヒーは「カフェ・アロンジェ(Café allongé)」。

まとめ:パンは基本無料、でも油断は禁物!

フランスでは、パンは基本的に無料で提供されるのが習慣となっています。

ただし、店によってはサービス料やメニューによる例外もあります。

オリーブや特別な付け合わせがあれば、料金が発生する可能性もあるため、最初にさりげなく確認しておくのがスマートです。

おかわりも無料なことが多いですが、過度な期待はせず、必要ならひと言確認して頼むのがベスト。
「出てきた=無料」とは限らない。

そう心得ておけば、食後の会計で驚くことはなくなります。

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