バリ・インドネシアでチップは必要?コロナ禍後の変化と日本人が勘違いしがちなこと

インドネシア
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今回は、インドネシアの人気観光地バリ島におけるチップ文化についてご紹介します。

バリは世界中から観光客が訪れるため、ローカルの慣習と観光客向けの習慣がミックスされた独自のチップ文化が根づいています。


バリ島(インドネシア)のチップ文化は「義務ではないけど、とても喜ばれる」

インドネシア(バリ島含む)では、もともとチップの習慣は強くありません

しかし、観光地で働くスタッフたちの間では「外国人観光客はチップをくれることが多い」という意識が広がっています。

  • 高級ホテル・レストラン・スパではチップを期待されることも多い
  • ローカル屋台や食堂では不要
  • チップの有無でサービスの質が変わるわけではないが、感謝の気持ちとして渡すと喜ばれる

チップ=「マナー」ではなく「好意と感謝の証」という位置づけです。


バリ島(インドネシア)でチップを渡すシーン

レストラン・カフェ

  • 高級レストランや観光客向けレストラン:会計の5〜10%程度が目安
  • 請求書にService Charge(サービス料)が含まれていることも多い
  • 含まれていない場合は10,000〜30,000ルピア(約100〜300円)程度でOK
  • カジュアルなワルン(食堂)では基本不要。ただし気に入ったサービスには小銭を置いていく人も多い

ホテル

  • ポーター:荷物1個につき10,000〜20,000ルピア
  • ハウスキーピング:1泊あたり10,000〜30,000ルピアを枕元に
  • コンシェルジュ:手配してもらったら50,000ルピア程度

高級ホテルではスタッフがしっかり教育されていて、チップを渡すときちんと丁寧なお礼を言ってくれます

スパ・マッサージ・美容院

  • チップ文化が特によく浸透しているのがスパです
  • 目安は施術料金の5〜10%(例:300,000ルピアのコースなら20,000〜50,000ルピア)
  • 終了後に直接セラピストに渡すのが一般的

特にローカルスパでは、チップがスタッフの生活費に直結することもあるので、満足度が高ければぜひ。

タクシー・配車アプリ(Grabなど)

  • メーター制タクシー:お釣りをそのまま渡すスタイルが自然
  • 例:93,000ルピアのところを100,000ルピア渡して終了
  • Grabなどアプリ配車では、アプリ内でチップを設定することも可能

バリ島(インドネシア)でチップが不要なシーン

  • ローカル食堂(ワルン)や屋台
  • コンビニ・スーパー・市場
  • 公共交通(バスや船など)

ただし、親切にしてくれたスタッフや地元の人にお礼を渡すと、とても喜ばれます


インドネシア語でチップを渡すときの一言

バリ島の現地語はバリ語ですが、日常のサービス業ではインドネシア語が広く使われています
以下のフレーズを覚えておくと、チップを渡すときによりスムーズ&心地よくやり取りできます。

  • Terima kasih(トゥリマ・カシ)
     意味:ありがとう(丁寧)
  • Ini untuk kamu.(イニ・ウントゥッ・カム)
     意味:これはあなたのためです(=チップとしてどうぞ)
  • Tidak usah kembaliannya.(ティダッ・ウサ・クンバリァニャ)
     意味:お釣りは結構です
  • Saya sangat puas.(サヤ・サンガッ・プアス)
     意味:とても満足しました

笑顔とともに伝えれば、発音が多少違っても気持ちはしっかり届きます


バリ島(インドネシア)は現金文化。でもクレジットカードも急拡大中!

バリ島では現金をある程度用意しておくのがベター

バリ島ではまだまだ現金での支払いが一般的ですが、観光地ではカードやQR決済の導入も進んでいます。

  • ホテル・高級レストラン・大型スパではカードOK
  • 小規模なワルンや市場では現金必須
  • チップも基本は現金(紙幣)で手渡し

治安の観点からも、少額紙幣(10,000〜50,000ルピア)を小分けにして持ち歩くのがコツです。


Wiseカードがあれば現地通貨の調達もラク&安心!

バリ島では両替所も多いですが、場所によってレートがバラバラ&手数料もかかるのが悩みどころ。
そんなとき便利なのが、Wiseのデビットカードです!

  • 日本円からインドネシアルピアにアプリ上で事前両替
  • 現地ATMで無料枠の範囲で直接引き出せる
  • ホテル・Grab・スパなどではカード払いもスムーズ
  • 現金チップ用に必要な分だけ小額を引き出せるのもポイント

レートもクレジットカードより有利なことが多く、コストを抑えられます

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Wiseデビットカード vs 日本のクレジットカード

まずは、日本のクレジットカードWiseデビットカードの主な違いを比較してみましょう。

項目Wiseデビットカード日本のクレジットカード
為替レート実際の市場レートで交換カード会社の為替レート(割高)
為替手数料0.35%(業界最安値)1.5〜3%(カード会社によって異なる)
海外ATM引き出し手数料ATM手数料のみ(最大2回/月無料)引き出し手数料高め
年会費無料年会費あり(カードによる)
利用限度額利用可能残高に基づくクレジット枠あり

Wiseデビットカードの魅力

  1. 実際の市場レートでの為替交換
    Wiseデビットカードは、世界の市場レートに基づいて為替交換を行うため、クレジットカードの為替レートよりも有利です。日本のクレジットカードでは、カード会社独自の為替レートが適用されるため、実際の市場レートよりも不利な場合が多いです。
  2. 低い手数料で、海外ATMもお得に引き出せる
    Wiseデビットカードでは、海外ATM引き出し時の手数料が低く、さらに月に最大2回まで無料です。一方、日本のクレジットカードでは、ATM引き出しに高い手数料がかかることが多く、余計なコストが発生してしまいます。
  3. 年会費無料、便利なカード管理
    Wiseデビットカードは、年会費無料で提供されており、クレジットカードのように年会費を支払う必要はありません。また、Wiseアプリを使ってカードの管理が簡単にでき、残高の確認や取引履歴もすぐにチェックできます。
  4. 信頼性の高いサービス
    Wiseは世界中で信頼されている送金サービスであり、その安全性や利便性は多くのユーザーから高く評価されています。日本でも、海外送金や支払いに利用している人が増えており、その信頼性は折り紙付きです。
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まとめ:バリ島では「気持ちのチップ」が笑顔を生む

  • チップは義務ではなく、感謝の気持ちとして渡すもの
  • 高級施設では5〜10%を目安に現金で直接渡す
  • インドネシア語で「Terima kasih(ありがとう)」の一言があると印象アップ
  • ローカルエリアでは現金が基本。チップも紙幣で
  • Wiseカードで現地通貨もスマートに確保でき、必要なだけ少額チップも用意できる

バリ島の人々はとても温かく、心を込めたやりとりを大切にしています
形式にとらわれず、「ありがとう」の気持ちをチップにのせて伝えるだけで、旅の印象がぐっと良くなるはずです。

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