スペインでチップは必要？コロナ禍後の変化と日本人が勘違いしがちなこと

今回は、スペインのチップ文化についてまとめました。

スペインのチップ文化は「気持ち次第」、でも渡せば喜ばれる

スペインではチップ（propina：プロピナ）の習慣はありますが、必須ではありません。日本と同じく、「ありがとう」の気持ちを伝えるものとして、渡しても渡さなくてもOKです。

迷ったときは、「少額で渡す」「渡さなくてもマナー違反にはならない」という気持ちでいきましょう。

スペイン旅行でチップを渡す機会がありそうな場面をご紹介します。

スペインでは、以下のような場面では基本的にチップは必要ありません：

ただし、「親切にしてくれた」「注文に手間がかかった」など、感謝の気持ちを伝えたいときに小銭程度を渡すと喜ばれることもあります。

スマートにチップを渡すために使えるスペイン語フレーズをご紹介します。

Quédate con el cambio（ケダテ・コン・エル・カンビオ）
　意味：お釣りは取っておいてください
　→ タクシーやレストランなどで使いやすい一言。
Es para ti / para usted（エス・パラ・ティ／パラ・ウステ）
　意味：これはあなたのために（＝チップです）
　→ 手渡しのときに自然に使える表現。
Muchas gracias, estuvo todo perfecto（ムーチャス・グラシアス、エストゥーボ・トド・ペルフェクト）
　意味：本当にありがとう、すべて完璧でした
　→ 丁寧に感謝を伝えたいときにおすすめ。
Gracias！（グラシアス！）
　意味：ありがとう！
　→ シンプルながら、どんな場面でも使える万能ワードです。

スペインでは、カード決済が非常に普及しており、ほとんどの店やレストラン、タクシーでカード払いが可能です。

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